QUIET RIOT
QUIET RIOT(US/米)
#201 / QUIET RIOT / 1977
★★★★★

バンド名の由来は「Quite Right」?故ランディ・ローズ(G)が結成して、故ケビン・ダブロウ(Vo)が歌う、日本のみで発売されたデビューアルバムです。邦題は「静かなる暴動」…バンド名の直訳か(笑) その当時特集をエアチェックしまして、60分テープに録ったのを何度も聴いてました。QRは片面30分のみ録音されてて…カセットテープあるあるですが、最後の曲”Demolition Derby”で途切れてるんだね。反対面はVAN HALENの1stが録ってありこれまた最後の曲が途切れてる(笑) デビューした時期が近いってことなのか、はたまた日本でブレイク中の2バンドってことだったか…。残念なことにそのテープも今は無く、レコードもCDも持ってない状態なのです。何曲かは“THE RANDY RHOADS YEARS”で聴くことができるんだけど、当然欲求を満たすには至らず…などと記憶のページをめくっていたら1つ思い出したぞ。たぶん2nd収録の“Killer Girls”も同テープに入ってた気がする!いや、確かに録ってあった。てことは、1stと2nd混合でオンエアしたのか…記憶ちがいで別のテープだったか…まあどっちでもいいか(笑) ともかくLPなりCDなりを入手すれば全て解決って話だよな。※懐具合と相談した結果、CDプレス盤という代物に落ち着いた。つまり焼いたやつ!? 何やら訳ありっぽいが…とりあえずCDというフォーマットで聴けるから良しとします。
#636 / QUIET RIOTⅡ / 1978
★★★★★

1st同様日本のみリリースされた2nd「暴動に明日はない」です。どう考えても「俺たちに明日はない」から頂いちゃってるよね。安易すぎるな。ベースがルディ・サーゾ(ランディとの思い出を記した「オフ・ザ・レイルズ」は必読です)にスイッチ。ギターはもちろんランディ・ローズ!残した音源が少ない天才だからさ、やっぱり2枚とも聴かないとダメでしょうね。最近Yahooオークションに怪しげなCD(1stと2nd共にオランダ盤とのこと)が出品されてたからとりあえず入札してみた。どちらも3000円を超えた段階で諦めました。別の出品者は最低落札価格5000円だって!それにしても複数出品されてるってことは…正式にリリースされたものなのかね!? LPも同様にランディ・ローズ時代のこれら貴重な2枚は結構な高値で取引されているようですな。まあ運が良ければそのうち手に入るでしょう。個人的にはLPでも一向に構わないんだけど、どちらにしてもちょっと高いかな。※結局CDをゲット。件のオランダ盤でした。しかしこの音質は!? もしやLPをCDフォーマットにしただけじゃないか?謎は残るものの、安かったから良しとしよう。
#1187 / METAL HEALTH / 1983
★★★★

ランディがオジーのバンドに加入。次いでルディ・サーゾもオジーのもとへ(後に出戻る)。その間バンド名をDuBrowに変更。しかしランディの事故死を受けてQUIET RIOを復活させ、ギタリストにカルロス・カヴァーゾ(後にRATTへ加入)、ドラムにフランキー・バネリ(後にW.A.S.P.で叩く)を加えて作られた3rdアルバムです。SLADEのカバー“Cum on Feel the Noize”がヒットしました。おかげでアルバムは全米1位になっちゃう。どうってことない曲だけどMTVでしょっちゅう流れてたよね。当時はオレ様系のケヴィン・ダブロウが嫌いだった。STARSでの立ち居振る舞いも何だかイヤだったな。TWISTED SISTERのディー・スナイダーと同じようなもんだと捉えてた。ともかくコマーシャルなメタルにとって短いバブル景気でした。2007年コカインの過剰摂取によりケヴィン・ダブロウは亡くなります。52歳でした。天国でランディと再会できたよね、ケヴィン!