PSYCHOTIC WALTZ
PSYCHOTIC WALTZ(US/米)
#1744 / INTO THE EVERFLOW / 1992
★★★★
ラルフ・ヒューベルト(MEKONG DELTA)がプロデュースした2ndアルバム。そしてDREAM THEATERのオープニングアクトとくれば何をかいわんや。なんとなく演ってる音楽が想像できるでしょ。ほぼ正解です(笑) 当時としては異色なプログレッシブ・メタルだったよね。結構個性的だったと思われます。例のテイチクレコードのメタルマニア・シリーズだったし迷わず買った覚えがあるよ。#1、2あたり期待が膨らむ展開の曲だ。ドリムシほどテクニカルではないけれど、アイデアで勝負するタイプ。最後まで聴くと…耳を惹くものはちょいちょいあれど、徐徐にトーンダウンするのもまた事実。せめてオープニング曲レベルのエンディング曲がほしかった。いちばん印象的だったのは突然訪れる静のパートかな。CYNICの”Veil of Maya”みたいな感じでしょうか。これがアルバム中、2回ほど登場します。この落差にはまんまとやられてしまうね。冒頭に力を注ぎ込みすぎた感は否めず、すべて聴き終えた後の印象は普通。惜しいな。