POLICE
THE POLICE（UK/英）
#252 / GREATEST HITS / 1992
★★★★★
2003年に「ロックの殿堂」入りを果たしたトリオ・バンドです。ベース＆ボーカルのスティング、ギターのアンディ・サマーズ、ドラムのスチュワート・コープランド（元CURVED AIR）という編成。スティングはスコットランドが生んだ天才の1人ですね。ジャズ・フュージョン畑出身ならではの独特なノリが特長だ。ヒット曲多数ゆえベスト盤にしてみました。個人的には、”Roxanne”（全英12位、同級生MKが絶賛）、”Message in a Bottle/孤独のメッセージ”（同1位、ポリスの曲で一番好き）、”Don’t Stand So Close to Me/高校教師”（全英1位全米10位）、De Do Do Do, De Da Da Da”（5位10位）、”SynchronicityⅡ”（全英17位）、Every Breath You Take/見つめていたい”（全英全米1位）など、数曲が聴ければ満足です。ちなみにアルバム単位だと、1st「アウトランドス・ダムール」(78)が全英7位全米23位、2nd「白いレガッタ」(79)英1位米25位、3rd「ゼニヤッタ・モンダッタ」(80)英1位米5位、4th「ゴースト・イン・ザ・マシーン」(81)英1位米2位、5th「シンクロニシティー」(83)英米1位ということで、計5000万枚を売り上げているらしい。しかしこの絶頂期に、5枚のスタジオアルバムを遺しバンドは解散。それぞれがソロ・キャリアを歩むのでした。スティングといえば、79年のイギリス映画「さらば青春の光」が思い出されるのですが…改造スクーターを乗り回したり、モッズとロッカーズが喧嘩したり、派手なベスパで崖に向かって疾走するシーンくらいしか覚えていない。もう一度しっかり観てみたいな。
#524 / REGGATTA DE BLANC / 1979
★★★★
「ベスト盤は便利だけど邪道だ」
「それぞれの曲がリリースされた時代を感じたい」etc…
そんな人は…好きな1曲（想い出の1曲）のためにそれが入ってるアルバムを買ってしまおう。
経験上、好きな1曲に共通する何か（それが時代？）がアルバム全体にも漂っている例が多いので、後悔はしないと思うよ。
と自分に言い聞かせつつ…
“孤独のメッセージ/Message in a Bottle”収録のコレで1979年にタイムスリップ！
グループのキーマンは良くも悪くもスティング。神経質そうなイングリッシュマン。
