Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

PHANTOM'S OPERA

PHANTOM'S OPERA(US/米)

#871 / PHANTOM'S OPERA / 1995

★★★★

Phantom's Opera (316x320)

前半は意外と普通のLAメタルを継承する音楽だったりして…このバンド名から想像される音とは随分違ったぞと。ヴォーカルが誰かとそっくりなんだけど…誰だ?若い頃のヴィンス・ニール?バラード系の歌メロはBON JOVI風。オペラティックな後半がいいね。最後の2曲でビシッとアルバムを締めくくります。ギターはこのデビューアルバムのみマイケル・ロメオ。この後SYMPHONY X結成。オペラからシンフォニーって!イメージがカブってたのはバンド名のせいだと思ってたら、ギタリストが同じだったんだね。とりあえず、さすがの美旋律を聴かせてくれるので安心だ。マイケル・ロメオだからって理由で1stを紹介したんだけど…実は3rdの方が好き。



#1243 / FOLLOWING DREAMS / 1998

★★★★

Phantom's Opera following dreams (320x320)

マイケル・ロメオが抜けたことでギターソロは地味(あからさまにブライアン・メイを意識したソロは派手)になった。が、そのぶん楽曲に磨きをかけて補填しようぜってコトになったんでしょうな。QUEEN風味を増大させたファンタジーメタルに仕上がったよ。この時点ではVALENTINEといい勝負をしていると思う。1曲目は日本盤だけ差し替えたんだろうか?“Ai To Yume No Sekai”だって(笑) US盤だと単に“Intro”となっているが…同じなの?日本語で歌詞を付けちゃいました?この辺もVALENTINEみたいだね。そういえばヴォーカルの声質も似てるかも。 終盤DREAM THEATER的なアプローチで締めくくる辺りも抜かりなし。プログレ長編で大団円ですよ。おまけにボートラもフレディ・マーキュリーがいかにも好きそうな雰囲気で良い。とにかく1stのLAメタル風とはかなり違う。「オペラ座の夜」ならぬ「ファントムのオペラ」を作ったね(褒め過ぎか)。この方向性でマイケル・ロメオが弾いてたら更に良かったかもしれないが、彼がいたらこの作品は生まれなかったわけで…人生そんなもの。



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