PAUL DI'ANNO
PAUL DI'ANNO（UK/英）
#2017 / THE CLASSICS：THE MAIDEN YEARS / 2006
★★★★
IRON MAIDENのシンガーはポール・ディアノ、ポール・ディアノ時代のIRON MAIDENが好きという人が少なからず存在するという事実。リアルタイムでメイデンのデビューを体験し、何なら中野サンプラザに足を運んだ我々世代ですね。メイデンに在籍していた1stと2ndの曲をリメイクした作品です。ディアノファンにしてみれば選曲は文句なし。そりゃそうか、曲がアルバム2枚分しかないもんね。ずっとこの2枚で商売を続けているフシはあれど、騙されるのは承知で聴きたくなってしまうのだから仕方がない。メンバーはほぼ知らない人たちが多数参加。たまたまリリース当時、活動を共にしていた人たちらしい。衝撃はないけれど出来はまずまずといったところか。もうちょい有名どころが参加してくれたら良かった。それでも好んで聴いた曲ばかりだからね、個人的にはそれなりにテンションは上がりますわな。ちなみに、デビュー作からはインストの”Transylvania”以外すべて、2ndからは3曲、加えてシングル曲の”Sanctuary”と”Women in Uniform”というセレクトになってます。日本盤にはボートラとして”Searching for You”というアコースティック曲を収録。
