ORIGINAL SOUNDTRACK
ORIGINAL SOUNDTRACK
#501 / MELODY / 1971 / UK
★★★★★★
「小さな恋のメロディ」のサントラです。40年の長きにわたり生産され続けているモンスターアルバムなのさ。ただし…売れてるのは映画も含め日本だけの話。しかも限られた年齢層(40代後半)限定。映画界のBig in Japanと言えるかもね。BEE GEESの曲が効果的に使われています。で、そこに数々のインストが散りばめられ最後の締めがCSN&Y(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)という構成。耳馴染みの木曜洋画劇場で使われた曲も収録されてるよ。ちなみに全て既発曲で特に映画のために作られたものではありません。冒頭の“イン・ザ・モーニング”に始まり、“メロディ・フェア”も“ラヴ・サムバディ”も“若葉のころ”もそれぞれのシーンがハッキリと思い浮かんじゃうからすごいよね。もうアルバム自体がストーリーになってる。ジャック・ワイルドは亡くなりましたが作品はまだまだ語り継がれていくことでしょう。 少なくとも日本では…。
#504 / ROCKY / 1976 / US
★★★★
知らない人はいないってのはこの曲のことを言うのだ。
ロッキーのテーマ(Gonna Fly Now)です。
この高揚感はハンパじゃない。もはやドラッグだね。
これを聴いてアドレナリンが放出されない方がおかしいでしょ。
中学生諸君、テスト前とか「何もやる気がしねえ…」と思ったらコレを聴くのだ。
最終的に両手でガッツポーズをキメたら…Just Do It!Good Luck…
#578 / NASHVILLE / 1975 / US
★★★★
キース・キャラダインの“I'm Easy”だけのために買いました。最初は唯一入手可能なキースのアルバム(ベスト)を買ったわけさ。もちん“I’m Easy”が入ってたから買ったんだけど…聴きたいやつとヴァージョン違いだったという悲劇。で「サントラだ!」と思ってコレを入手したという経緯なのね。実は映画を見たのも5~6年前のことで“I’m Easy”が「NASHVILLE」の挿入歌だってことはその時 まで知らなかったんだよ。というわけでお目当てのヴァージョンをやっと手に入れることができました。映画の紹介と重複しますが、ほのぼのした雰囲気が伝わってくるいいアルバムです。とあるカントリーミュージックフェスの話なんだけどね。カントリーと言ってもニータカニータカした曲ばかりじゃないんだね。古き良き時代のフォークソングってのも郷愁を誘って実に趣があるし、結構バリエーションは豊富だ。アコギ、バンジョー、フィドル、ハーモニカ、アコーディオンetc…。たまにはこういう楽器の音色を聴くのもいいね。映画で印象的だったのは(キースは別として)御大ヘンリー・ギブソン。この小男が映画のオープニングで“200 Years”を威風堂々と歌う様はさながらカントリー界のDIOという趣ですぞ。
#1000 / AMERICAN GRAFFITI / 1973 / US
★★★★★
今さら説明の必要もない、御存知アメグラのサントラですね。もちろん「映画の小部屋」でも紹介済みの大好きな映画です。同世代でこの映画のファンは多いと思うよ。多感な時期に見てるから、強烈な印象が残ってるんだね。1962年の夏(私が生まれたのは秋)サンフランシスコの郊外(私が生まれたのは品川区)が舞台のワンナイトものなわけで、挿入されている音楽は現在オールディーズと呼ばれているジャンル。つまり舞台設定当時に聴かれていた50年代~62年にかけてのヒット曲というわけ。古すぎるとはいえ、さすがに聴き覚えがある曲が多い。ちなみに2枚組で40曲以上収録。当時の曲は短いのです。今ウチにあるCDは最愛の教え子、啓子ちゃんのCDだと思う。どういう経緯だったか忘れたけど、多分かれこれ20年ウチにある。そのうち返す機会もあるのだろうか。そういえば数年前、30年の時を経て演劇部の先輩にレコード「中川イサト/1310」を返却しました。そういうこともあるからね。数年に1度のペースでメールはあるものの、もう7~8年会ってないんじゃないか?子どもたちも大きくなっていることでしょう。ちなみにアメグラが公開され、コレがリリースされた1973年に啓子ちゃんは生まれてるんだね。