MORGANA LEFAY
MORGANA LEFAY（Sweden/瑞典）
#1849 / SANCTIFIED / 1995
★★★★
北欧パワーメタル・バンド、モルガナ・ルファイの4thアルバムです。これしか聴いてないけど…歌もギターも及第点ではないかと。生々しくもザクザク歪んだギターリフからANNIHILATOR（ジェフ・ウォーターズ）を想起しました。リズム陣の硬質な音が特徴的。良く言えばタイトなんだけども、打ち込みっぽく聴こえなくもない。バスドラの音かね、気になる人は終始気になるかも。シンガーは基本パワーメタル系の歌い方だが、バラード曲”Why？”や”Sorrow Calls”（アコギパートを含むギターソロがおいしい）の力まない感じが意外といい。”In the Court of the Crimson King”という曲…「クリムゾン・キングの宮殿」ですよね。でもコレはカバーじゃなくオリジナル。逆にガッカリ。ホラー調のエンディング曲（歌ではなく語り）はベタだが好き。日本盤ボートラにABBA”Voulez-Vous”のカバーを収録。トリビュート・アルバムが連発された時期である2001年に出た「アバメタル」に選抜されました。一度聴くぶんには面白いトリビュート。もちろんオリジナル曲を知っていた方がより楽しめますが…てかABBAを知らなきゃ聴かないか。もう1曲のボートラは…昔の曲なのかな。音も曲調も本編とは別モノ。シンガーは同一人物とは思えない。
