MONA LISA
MONA LISA
#1114 / AVANT QU'IL NE SOIT TROP TARD / 1978
★★★★

ANGEやATOLLやPULSAR的なものを期待して聴いてみたフレンチプログレです。最高傑作としてこの4th「限界世界」の紹介ばかりだったし、実際に店頭にあったのはコレだけで、例のキングのユーロロックコレクションだね。で概ね予想通りの音ではあったけども、ヴォーカルが凄いことになってました(笑) いわゆるGENESISだよね。ただし生半可なピーガブ路線ではないです。ぶっ飛んでるんだね。個人的にはあまり得意としていない一人芝居系ヴォーカルもここまで突き抜けると凄い。普通ならヴォーカルパートで飽きそうなパターンなんだけどね、デメトリオ・ストラトス(AREAのヴォーカル…1979年他界)にも似た狂気っぷりにただただ聴き入るばかりなのです。ヴォーカル問題さえ解決できればインストパートは文句なし。シアトリカルなやつの中では好きな1枚となりました。