Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

METAL CHURCH

METAL CHURCH(US/米)

#371 / THE DARK / 1986

★★★★

Metal Church the dark (320x313)

ゴルフ場のキャディという、田舎ならではの仕事で得たバイト代の主な使い道は…毎週土曜日の居酒屋~行きつけのカラオケスナックで半分が消え、残りの半分は「新星堂」等でのレコード購入(ほぼ輸入盤)と「友&愛」でのレンタル料とカセットテープ代に使っていました。かっこいいかどうかはともかくとして、ごくごく小さいレベルの「酒とロックの日々」でした(笑) そうした数あるレコードの中の1枚がこの2ndアルバムです。大枚をはたいた(当時の気持ち)レコードに関しては、例外なく何度も通して聴いたよね。よって、一般的にはもっと評価の高いアルバムもあるようですがね、個人的にはコレがイチオシということになってしまうわけだ。たぶん新星堂の輸入盤コーナーで買ったんだと思います。「当たり」でした。デヴィッド・ウェインのド迫力ヴォーカルも含めパワースラッシュな感じにハマりましたな。オープニングの“Ton of Bricks”でいきなり心を奪われてしまったね。



#534 / METAL CHURCH / 1984

★★★★

Metal Church (320x317)

スラッシュ以前の、とりあえずUSパワーメタルという括りになるのでしょうか?そういうバンドのデビュー・アルバムです。歌えるヴォーカリスト、デヴィッド・ウェインに注目が集まると思いきや…“ハイウェイ・スター”なんかカバーするものだから、そっちに注目が集まっちゃったね。カバー曲としてはベタ中のベタ、というかベタすぎてプロなら避けるはず。アマチュアバンドがコピーする代表曲だったよね。いわば禁じ手を使ったわけだから、そりゃあ注目されるって。このアルバムは、B誌でレビューされたこと+ジャケのインパクトでタジが買ったんだったかな。速攻で録音してもらったと記憶しております。すでに紹介済みの2ndアルバムとコレこそが我々のメタル・チャーチ。その後の作品も評価は高いみたいだけどね、やっぱヴォーカルがデヴィッド・ウェインでギターがカート・ヴァンダーフーフじゃないとね。



#1209 / THE HUMAN FACTOR / 1991

★★★★

metal church the human factor (320x320)

デヴィッド・ウェインに代わって前作から加入したヴォーカリストは元HERETICのマイク・ハウという人でした。HERETIC…何ともマイナーなバンドだけど、実はEPを持ってます。当時、新星堂の輸入盤コーナーで買ったのはハッキリ覚えてますが、肝心の中身が記憶にない(笑) 気が向いたらチェックしてみようと思いますが。そのマイク・ハウ時代のイチオシ(一般的に)がこの4thアルバムです。オープニング曲に期待は膨らんだのだが…それほどのインパクトは無いかな~。迫力不足?良くも悪くもマイク・ハウ効果なんでしょうね。ちょっとキャッチーな要素が増してる。デヴィッド・ウェイン時代と比べちゃダメなんだろうけど…USパワースラッシュなザクザク感は好きだし出来も悪くはないんだけどね、本来は好きなジャンルなのに物足りない。疾走感だったり緊張感だったり。やっぱ原因はヴァンダーフーフが抜けたからかな。ちなみに後任ギタリストのジョン・マーシャルはカーク・ハメットのギターテックだったそうです。それが縁でジェームズが怪我で離脱した際の代役も務めたんだとか。



#1664 / HANGING IN THE BALANCE / 1993

★★★★

Metal Church hanging in the balance (317x320)

スラッシュメタルに影響を及ぼしたとされるバンドの5thアルバムです。確かにデビッド・ウェイン&カート・ヴァンダーフーフ時代の2枚はそういう迫力があったよね。その後ヴォーカルとギターが交替して、ちょっとキャッチーな要素が加わり、これがその面子による3枚目ということになります。ジャケの雰囲気は随分変わりましたが(笑)内容は前作の延長線上にあるのかな。歌詞のメッセージ性はともかく、あからさまにキャッチーなメロもあり、個人的なMETAL CHURCH像とは異なる。スネアの音も苦手なタイプ。それでもバラエティに富んだ曲調を心がけてはいるようで、特に後半は盛り返すんだけども…そうだね、#7の大作“Little Boy”以降はいい出来。リトルボーイってことは、テーマは反戦でしょうか。もしやジャケのキャラクターもリトルボーイ?いや、体型からしてファットマンか!? #9“End of the Age”もアコギが効果的で静と動のコントラストがすばらしい佳曲だし、インストもいいね。気になったのは時折JUDAS PRIESTみたいだよね。というかマイク・ハウがロバート・ハルフォードみたいだ。声質、歌メロ、歌い方、声の出し方、全てが似ている。特に#2と#8あたりの曲調。元々似てたのか、寄せてってるのか、いずれにせよロブが好きなんだろうな。この後マイクは脱退しますが、98年にウェインとヴァンダーフーフが揃って復帰。99年に「MASTERPEACE」をリリースします。



#1923 / LIVE / 1998

★★★★

Metal Church live

2nd「THE DARK」リリース後の86年のライブ演奏なのでもちろんオリジナルメンバーでございます。収録地はテキサス州ダラス。やっぱシンガーが上手いといいですな。安心して聴けるもの。しかしそのシンガー、デビッド・ウェインは間もなく脱退してHERETICに移籍する。そもそもHERETICのヴォーカル(マイク・ハウ)がデビッドの後釜としてMETAL CHURCHに加入したからなんだけどね。何かしらのドラマはあったのだろうが…端から見れば2バンドのシンガーが入れ替わっただけなのね。オープニングの”Ton of Bricks”の出だしがオリジナルより走っててリズムが破綻しますが(笑)1曲目はこれしかなかろうと納得。締めは”Highway Star”です。デビューアルバムに収録されていたDEEP PURPLEのちょい速パワーメタルVer.のカバー曲で、良くも悪くもこの曲のイメージが強いからこれまた納得。ライブならではなのかな、個人的にはベースのフレーズに耳を惹かれるアルバムでした。この時点でアルバムを2枚しか出していなかったとはいえ、全10曲はちょっと食い足りないね。ダラス以外にも音源はあるだろうにね、あと5曲くらい増やしてほしかったな。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional