Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

LUCIFER’S FRIEND

LUCIFER’S FRIEND(Germany/独)

#706 / LUCIFER'S FRIEND / 1970

★★★★

Lucifer's Friend (320x320)

SCORPIONS以前の貴重なドイツのハードロックバンド(ロートンはイギリス人)のデビューアルバムです。時代を象徴するいい塩梅の音像ですね。とにかく若い声で熱唱するロートンが抜群。HEEP時代より更にキーが高いかな?クラウス・マイネに負けず劣らずのポテンシャルを感じる。各楽器の音像も相俟ってSCORPIONSの1stとかURIAH HEEPの1stが思い浮かぶ(Gypsyっぽい曲あり)からそれだけで楽しいね。オルガンが幅を利かせている点、いちばん似ているのはDEEP PURPLEかな。アートロック的なところも然り。うねるベースもいいね。オープニングの”Ride in the Sky”のブラスによるメロがLED ZEPPELINの”移民の歌”に酷似。ZEPの「Ⅲ」がリリースされたのも70年。偶然でしょうか。続く”Everybody’s Clown”はゆったりした中間部分も盛り上がる後半も素晴らしい。ボートラ5曲(73年リリースの3rdアルバムからシングルカットされた曲およびそのB面曲か)もいいよ。お得意 のブラスロックやポップロックがいいアクセントだ。プログレ方向に振れてるらしい未聴の2ndと今作ボートラで垣間見た3rdはいずれ聴いてみたい。インスト曲(なぜ3曲も!?)ではDEEP PURPLEやRAINBOWが思い浮かぶ。リズム(カウベル?)が”Still I’m Sad“な 曲もある。ロニー時代のRAINBOW、もしやコレがヒント!? 何にしてもギターじゃなくロートンのヴォーカルを載せてほしかった。いろいろありますが完成度が高いと評判のロートン復帰作「MEAN MACHINE」より断然好きです。



#844 / MEAN MACHINE / 1981

★★★★

Lucifer's Friend mean machine (320x320)

バイロンの後任としてURIAH HEEPに加入したロートンに代わってCOLOSSEUMⅡの1stで歌ってたヴォーカル(マイク・スターズ)が加入。でもやっぱり上手くいかず(てか何がやりたかったんだって話だよね)ロートンが出戻ることになりました。最後に一花咲かせましょうというか原点回帰といういか、どストレートなハードロック作品となりました。楽曲は可もなく不可もなくといったところか。ロートンのヴォーカルは間違いなく堪能できるのでソロアルバムだと思えば上々の出来でしょうな。結局このバンドは翌年解散となりました。それにしても…あのワイルド系セクシーヴォイスとヴィジュアルが一致しないロートン師匠です。



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