LINDA RONSTADT
LINDA RONSTADT（US/米）
#2030 / GREATEST HITS, VOLUME 2 / 1980
★★★★
ウエストコーストロックを代表する女性シンガー、リンダ・ロンシュタット。出自はカントリー・フォークで、徐徐にロック・テイスト強めて、歌い方も曲調に合わせたらしい。同世代のオリビア・ニュートンジョンとは違った良さがあるね。ロック度の塩梅が程よく、聴いていて心地よい。それがウエストコーストか？3rdアルバムのバックバンドとして集められたメンバーがEAGLESとして独立したのは有名な話ですが、その縁で”Desperado”をカバーしたり、ニール・ヤングの「HARVEST」にバック・コーラスで参加したりと、確実に知名度を上げてきた恋多き女…そのお相手はミック・ジャガー（ローリング・ストーンズ）、ジム・モリソン（ドアーズ）他多数、ジョージ・ルーカスとは婚約したそうです。こちらは76～80年のベスト選曲集第2弾。バディ・ホリーの”It’s so Easy”で決まりだね。後のパット・ベネターのお手本みたいな曲もある。他にもロイ・オービソン、チャック・ベリー、ローリング・ストーンズのカバー曲あり。この頃が全盛期と思いきや、80年代もちょいちょいヒットを飛ばしたらしい。グラミー賞は常連で88年以降10回も受賞してる。GREATEST HITSを2枚持っていれば事足りると思ってたけど、どうやらオールタイム・ベストがベターみたい(笑)
