Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

JUDAS PRIEST

JUDAS PRIEST(UK/英)

#9 / SAD WINGS OF DESTINY / 1976

★★★★★★★

Judas Priest sad wings of destiny (320x320)

ロバート・ハルフォードのハイトーン・ヴォイスは衝撃的でした。それがK.K.ダウニングとグレン・ティプトンのツインギターによるプログレッシブと言ってもいいくらいの曲に載ってるんだから、一発で虜になってしまったわけですよ。メタル・ゴッドがゴッドになる以前…ひらひらの衣装を身に纏い哀愁のヨーロピアンハードロック連発の幕開けとなる名盤2ndアルバム『運命の翼』です。とにかく良く聴いたアルバムですね。初期作品群に比べGODを襲名してからのアルバムにはそれほど思い入れがないのね。『殺人機械』あたりからゴッド化してくるんだけど、好きなのはギリギリそこまで。要するに2nd~4thが身悶えするほど好きです。しかも全曲!当時はね、気に入ったアルバムはとことん聴いたものさ。もちろん経済的な理由が大きいのだけれども、今ほど多くのバンドが存在しなかったしね。情報が少ない(BURRNもなかったし)だけじゃなかったよね。生け贄(脱退したアル・アトキンスの作品)、切り裂きジャック、夢想家Ⅰ(これもアル作品)、裏切り者の歌(夢想家Ⅱ)、プレリュード、独裁者、虐殺、墓碑銘(エピタフ)、暴虐の島…全部好きだな。邦題の字面自体がとても懐かしいです。レコードのインナーで見たもの、カセットテープのインデックスの手書き文字、自分の字、師匠の字…すべてひっくるめて思い出深いよね。美しいジャケも好き。JPのジャケはどの作品も素晴らしいと思う。その他補足としては、エンジニアにクリス・タンガリーディス。変遷の激しいドラマーはアラン・ムーア。



#41 / SIN AFTER SIN / 1977

★★★★★★★

Judas Priest sin after sin (320x320) (2)

SCORPIONSもそうだけど、初期作品の魅力は独特の陰鬱さにある。琴線に触れるどころかマシンガン・ピッキングされてるほどに心を鷲掴みにされちゃったね。というわけでロジャー・グローバーがプロデュースした3rd『背信の門』です。アラン・ムーア脱退により助っ人には…なんとサイモン・フィリップス(アルバムリリース後レス・ビンクス加入)。バンド初カバー、ジョーン・バエズの“Diamonds & Rust”は、ちょっと浮いた感じはあるもののアリだなと思う。JP流にかっこよく仕上がっており、いいアクセントになってる。さて、自身のロック青春時代における3大バンドはスコーピオンズとUFOとジューダス(プリーストとかJPなどと呼ばずに)だった。師匠に録ってもらった90分のカセットテープがヨレヨレになるまで聴いたよね。いや大げさな表現じゃなく…ホントに。46分テープより薄いから実際撚れやすいはず。修学旅行の新幹線内でこのテープを、廉価版ウォークマンもどきで聴きながら曲決めした記憶があるんだけど、覚えてるかね師匠!? その結果“Starbreaker”をやることになったのさ。コピーするにあたって一番の問題はヴォーカル。キーが高いから歌える曲が限られてるわけよ。曲はいいけど歌えないみたいな。罪業人(つみびと)、最後の夏のバラ、危害者、不当なる弾圧、孤立の涙、異端からの反撃…もちろん全部好きですよ。それにしても、邦題を考える人は楽しいでしょうね。当時は伝説の邦題職人みたいな人が、各レーベルにいたんだろうな。邦題の付いていない楽曲に勝手に邦題を付けるのも楽しいかもよ。ガチで考えるなら歌詞を訳さないといけないだろうから、英語の勉強にもなるしね。好きなアルバムはジャケも好き。



#44/ STAINED CLASS / 1978

★★★★★★★★

Judas Priest stained class 2 (320x317)

初期JPのピークはここだと思っているのですが皆さんはいかがでしょう。ロブ絶好調時の4th『ステンド・クラス』でございます。ステンドグラスじゃないよ。もっとも語呂を寄せにいってるんだけども。今作のドラムはレス・ビンクスです。この後からあまりありがたくないデニム&レザーな方向にシフトしていくので、どこか翳りのあるヨーロピア~ンなハードロックが聴けるのはここまでと言ってしまいましょう。そういう意味でもこの音楽性は希少にして貴重だよね。今回のカバー曲はSPOOKY TOOTHの“Better by You, Better Than Me”で、前回のジョーン・バエズ同様、浮いてはいるけどかっこいい。コレが自殺の原因だって!? お門違いも甚だしいよね。(興味があるなら「ジューダス・プリースト裁判で検索してみてね)「背信の門」をA面に、コレをB面に録音してもらったカセットテープ。いや、師匠のテープをそのまま貰ったのかな。レコードを持ってたはずだから。SONYのC-90は師匠が好んで使ってたもんね。自分では買わないやつ。TDKだったりマクセルだったり日立だったり、こういうところにちょっとした個性がでるわけね。本来なら“エキサイター”あたりかっこよくキメたいところなんだけど、キーが高すぎて歌えない。歯痒くても出ないものは出ないのだ。どう足掻いても“スターブレイカー”がギリギリでした。白光・赤熱、ステンドクラス、侵略者、地獄の聖者、サベイジ、死の国の彼方に、ヒーローズ・エンド…文句なしに全部好きです。もちろんジャケも素晴らしい。



#132 / UNLEASHED IN THE EAST / 1979

★★★★★

Judas Priest priest in the east (320x320)

現在まで続くバンドの長い歴史のひとつの節目となるライブの名盤を紹介しましょう。世界的には『UNLEASHED IN THE EAST』としてリリースされる前?の日本盤がコレ。今やDVD時代。ライブは映像つきで見られるのが当たり前だけど、古くて映像が残ってないものはどうしようもない。好きだったバンドたちは皆初老。活動が続いていてDVDが発売されたとしても、その中で往年の名曲をプレイしたとしても、当時のようにパワー全開というわけにはいかないのだ。円熟味を増した別のバンドだったりする。つまり…全盛期のライブはCDでしか聴けないというわけ。『イン・ジ・イースト』の映像無いのかね?ロブがエアコンでノドを痛めたとかでヴォーカルは差し替えられてる。そこだけ残念。スタジオアルバムとは違いワイルドな演奏が聴けます。



#166 / KILLING MACHINE / 1979

★★★★★★★

Judas Priest killing machine 2 (320x320)

邦題「殺人機械」。海外では「HELL BENT FOR LEATHER」なのかな。JPはここから若干おかしくなった。結果からみてこの方向転換は「metal god」として結実するが、個人的趣味からするとありがたくない変化でしたな~。とはいうものの、前作までハマりにハマっていた流れで、結局このアルバムも何度も聴くことになったよね。レザーに鋲もハーレーもこの辺から始まった気がする。今思えばカミングアウトだったのかも。今回のカバーはフリートウッド・マック。前々作の“ダイヤモンズ・アンド・ラスト”や前作の“ベター・バイ・ユー・ベター・ザン・ミー”に続き、今回の“グリーン・マナリシ”も…浮いてるけどかっこいい。カバーも外さないよな~。“殺戮の聖典”をコピーしたね。そもそもこのアルバムは歌の練習に使いました。今までの作品よりキーが低かったからね。へヴィさを出すためにハイトーンヴォイスを封印したと思われます。しかしながら前作までのハイトーン+男前ヴォイスの妙こそがロブの真骨頂だと思っていたので、個人的興味はこれ以降徐々に薄れていくのでありました。



#183 / DEFENDERS OF THE FAITH / 1984

★★★★★

Judas Priest difenders of the faith (320x320)

この『背徳の掟』は9thアルバム。『BRITISH STEEL』が出た時は「え~っ?」だった。好きだったあの音じゃなくなり彼らはメタルゴッドになった。『黄金のスペクトル』(これはレコードを買ってしまった)も微妙だった。『復讐の叫び』でこの手の音楽を完成させた。で次にコレが出た。起死回生の1枚だった。昔のあの音じゃなくてもいいと思った。この時代の中では一番好きかな。“Freewheel Burning”と“Jawbreaker”と“The Sentinel”あたりが特に。ちなみに次作『TURBO』でまた「え~っ?」 一喜一憂しながらもついつい聴いてしまう、というか聴かないと気が済まないのかな。青春時代の主役バンドだからね、これから先も新譜はチェックし続けるでしょうね。



#277 / ROCKA ROLLA / 1974

★★★★★

Judas Priest rocka rolla (320x320)

すべてはここから始まった。記念すべきデビューアルバムだ。素敵なタイトル&ジャケットだと思いませんか?本人たちは気に入らなかったそうですね。個性的でいいとおもうけどなぁ~。中身もなかなか、音に余計な装飾がないところが逆に新鮮。今はYou Tubeなんかで映像がUPされてるから、細身でロン毛のロブやウリみたいな衣装を身に纏ったKKが見られるよ。いい時代だな。SCORPIONS同様(蠍団はギタリストが神から仙人に代わったからJPより変化が劇的だったのね)ジューダスも2nd『運命の翼』で化けるんだけど、そこにつながる要素を散見できる1stとなっております。これまたSCORPIONS同様、デビューアルバムはプログレ要素が多いと思う。同じ時代に生まれて同じような変化を遂げているのが面白いね。いずれにせよ、どちらの変化も大歓迎!



#350 / BRITISH STEEL / 1980

★★★★★

Judas Priest british steel (320x320)

伝説の100点満点ジャケをご覧ください。タイトルもカッコいいよね。鉄鋼会社の名前とは思うまい?正直JPの中ではそこまで好きなアルバムじゃないけど無視できないでしょ。
結局30周年アニバーサリーエディションも買ってしまった6thです。コマーシャルな曲が増えたんだね。ジャケやタイトルから想像されるほどメタルなアルバムじゃないのが残念。しかし、コレがアメリカで売れちゃったわけ。かくしてビッグネームの仲間入りとなりました。バンドの代名詞となる“Metal Gods”という曲が収められている作品でもあります。ドラムが今作よりデイヴ・ホーランド。レコーディングはリンゴ・スターのスタジオで行われたそうです。



#461 / SCREAMING FOR VENGEANCE / 1982

★★★★★

Judas Priest screaming for vengeance (320x318)

超有名な冒頭2曲“The Hellion”~“Electric Eye”の完璧な流れがメタルのお手本になった8th『復讐の叫び』です。前年にリリースされたIRON MAIDENの『KILLERS』に触発されたかな?あの冒頭2曲(“The Ides of March”~“Wrathchild”)の流れも素晴らしいよね~。オープニングがカッコよすぎるだけに…聴き進むうちに徐々にトーンダウン。全体的にはイマイチじゃないかな~と。“You’ve Got Another Thing Coming”が売れた記念すべきアルバムなんだけど、個人的には食い足りなさを禁じ得ないのでありました。昔からの抒情ヨーロピアン路線が好きだったファンはそろそろ諦めてきた時代ですね。結局、現在に至るまで原点回帰作品は生まれていません。まあいいさ。初期の作品は永遠に残るわけだからね。そればっかり聴いて過ごしますよ。
追記)2012年に30th Anniversary盤が出ました。ボートラ6曲は最近ではよくあることですが、さらにボーナスDVD付きなんだね。しかもその映像が83年のUSフェスティバルだっちゅーの。安くなったらゲットしましょう。




#589 / POINT OF ENTRY / 1981

★★★★★

Judas Priest point of entry (320x320)

この7thアルバム『黄金のスペクトル』はレコードを買いました。当時から不評だったし、その時は個人的にも正直イマイチだと思ったけど、今じゃ懐メロとして機能してるので問題なし!?誰もが経験した通り当時は気に入った曲だけカセットテープに録ってマイベストを編集してましたがこのアルバムからは“Hot Rockin’”と“Desert Plains(雷鳴)”が選抜されたっけ。後者は味わいのあるいい曲ですね。もちろんCDも買い直しましたよ。2回くらい通して聴いたかな。PVまで作ったんだから手を抜いたわけじゃないんだし、そこまで文句を言われる筋合いは無かろうと思う。ロブとK.K.とグレンを想像して聴いてみると意外と楽しめるもんだよ。



#633 / TURBO / 1986

★★★★

Judas Priest turbo (320x320)

節目の10thにして問題作の登場です。当時はギターシンセに世界中がズッコケたもんだけど今は…さすがに好きとは言えないが…なんか普通に聴けるな~。歳だね~。ヴォーカルがゴッドなら何でもいいのかな。スコーピオンズ同様この先何枚アルバムをつくれるのか微妙な年齢(今ファイナルツアー中なのか?コレが終わったらもうツアーはやらないってこと!)になってきてるから…全カタログが世界遺産だよね。いやいや、ツアー云々よりもだ、K.K.が引退しちゃったからね。ロブとK.K.とグレンでジューダスなんだから…いよいよ終わったかなと思う。センチメンタル目線で眺めなくてもジャケ素敵じゃん!ヘリオンやメタリオンに通じるものがあるかな。



#848 / PAINKILLER / 1990

★★★★

Judas Priest painkiller (320x320)

起死回生の12th。ヘビメタ史上の傑作ということになってるね。スコット・トラヴィス参戦がカギかもしれない。確かにヘビメタとしてはいいアルバムだとは思うけど初期のファンは「ちょっと待てよ」って感じでしょう。プリーストが戻ってきた!なんていわれてもねぇ…せいぜい「背徳の掟」あたりに戻ったってレベルじゃん。百歩譲って「BRITISH STEEL」かね。千歩譲って「殺人機械」が限界だな。どうしたって「STAINED CLASS」までは戻りはしないわけで、メタルゴッドなJPよりも好きだったヨーロピアンロックJPがいる世代としてはなんとも歯痒いというかあのころには戻れっこねえとハナから諦めているわけで、世間の盛り上がりもどこ吹く風、冷めた感じで聴いてたよね。“Metal Meltdown”と“Night Crawler”あたりがハイライトでしょうか。



#1009 / PRIEST...LIVE! / 1987

★★★★

Judas Priest priest

なんだかな~、過剰な歓声の割に熱が伝わってこないライブだね。ジャケからしてダメじゃん。まったりして聴こえるのはギターの音が小さいから?2枚目のライブアルバムになりますが1stライブ「UNLEASHED IN THE EAST」とのカブりは無し。つまり「BRITISH STEEL」以降の曲で構成されています。好きな曲もあるんだけどね~。3曲追加のリマスター盤で聴いたら印象が違うのかしら。安かったら買ってみるかな。それにしても、まあMTVの影響だってことは分かってるんだが、アメリカ人は“Living after Midnight”とか“You’ve Got Another Thing Comin’”が好きだよね。このライブを聴くのなら、ティム・リッパー時代とかロブ復帰後の近作ライブの方がいいかもしれません。



#1176 / RAM IT DOWN / 1988

★★★★

Judas Priest ram it down (320x320)

メタルゴッド11枚目のスタジオ作品。前作「TURBO」で世界中をズッコケさせ、2枚目のライブ盤を挟んでの軌道修正盤という位置付けでしょうか。各曲のタイトル(アルバムタイトルも意味深。更にはジャケも前作と連作みたいに思えて、ついつい深読みしちゃうね)から“復権”の野望がダダ漏れ状態だもの(笑) “Heavy Metal”とか“I’m a Rocker”とか“Monsters of Rock”とか…子供か!? まあそこは笑ってあげるとしてもだ、こういうタイトルを付けると何故ミッドテンポの画一的な曲調になっちゃうかね~。“Metal God”の二番煎じは面白くない。“Hard As Iron”系が良かったな。と文句ばかり垂れてますが、全てはJP愛ゆえなのね。オープニングのタイトル曲、その冒頭のスクリーム一発で星4つ半だよ!あとは政則氏絶賛の劇的な大作“Blood Red Skies”だな。ここでも往年のスクリームが聴けてうれしい。あとは、JPらしいアレンジが施された御存知“Johnny B. Goode”でしょう。当時は「TURBO」で一旦見切りをつけてJPはチェックしなくなっててね、MTVでこのPVが流れたのをきっかけに再注目した記憶があります。ジョニビはコピーしたから懐かしいのね。演ったのはMAHOGANY RUSHのヴァージョンだけど、チャック・ベリーにせよ何にせよ体が反応しちゃうわけ。以上、次作「PAINKILLER」のアグレッシブ路線が垣間見えるアルバムでした。ちなみに「BIRTISH STEEL」以来叩いてきた5代目ドラマーはこれにて脱退しました。



#1551 / PRIEST LIVE & RARE / 1998

★★★★

Judas Priest live and rare (318x320)

シングルB面曲を集めた日本企画盤です。後に海外でもリリースされたと正則氏のライナーにありました。当時12インチシングルを持っていた人にはありがたいアイテムでしょう。寄せ集めではありますが、そのB面曲がほぼライブバージョンということでそれほど違和感なく聴けます。“死の国の彼方に”から始まって“白光・赤熱”から“スターブレイカー”と続きます。「IN THE EAST」の頃の音源でしょうか。ここで聴けるスタブレのアレンジは「IN THE EAST」と同じもので、当時コピーするにあたって参考にしたヴァージョンだ。それより何より、“死の国…”と“白光…”は同ライブ盤には収録されていなかったから、初期JPファンにとってはこれら(“グリーン・マナリシ”もあるね)が最大の目玉になるでしょう。来日時に喉の調子が悪かったらしいからね、「IN THE EAST」では敢えて“死の国…”をセットリストから外したという可能性はないだろうか。そこらへんの事情も正則さんなら知っているのかもね。と思わせるライナーが付いている日本盤を是非ゲットしてください(笑) その他「BRITISH STEEL」以降の楽曲についてはそこまでの思い入れはありませんが、USフェスティバル音源の収録はうれしい。ラスト“Turbo Lover”の別バージョンはおまけ程度。



#1925 / '98 LIVE MELTDOWN / 1998

★★★★

Judas Priest '98 live meltdown

音源は98年のJAGULATORツアー。ヨーロッパらしい。ということは…歌っているのはティム・リッパーなんだけれど、当然ハルフォード時代の曲が多数ゆえ、それなりに楽しく聴けます。リッパーのポテンシャルはお墨付きなわけだし、歌ってるのがコピーバンド時代の十八番となればね、JAGULATORの出来がどうとかはこの際関係ないのだ。個人的なハイライトは”Diamonds & Rust”かな。静かに始まるスロー・アレンジから、最後はリッパーの本領発揮でオーディエンスも大盛り上がり。これがDisc2の#5で、遅ればせながらこの辺りからイイ感じになる。実際の演奏順かどうかは知らんけども、リッパーが認められた瞬間だと感じたよ。エンディングはお約束の”Living After Midnight”。観客は大合唱してますけどね、相変わらず馴染めんな~。アメリカでのライブならいざ知らず、ヨーロッパでもそうなの!? 100歩譲ってヨーロッパでもそれでいいとしても、日本では違う曲にしてほしいな。日本のファンはそれを求めてないと思うよ。



#2009 / ANGEL OF RETRIBUTION / 2005

★★★★

Judas Priest angel of retribution

チューがしずらいぜ♪でお馴染みの”Judas Rising”が復活の狼煙となるメタルゴッド復帰の15thアルバム。HALFORD同様、JPリスペクトのロイ・Zがプロデュース。奴がかかわるとやはりこうなるか(笑) 結局ティム・リッパーは2作で終わったね。シンガーとしての力量というより、曲に魅力がなかった。後のソロアルバムも同様で、運は掴んだが伸びなかった。前出オープニング曲の煽情力は十分、あとはメロのミスマッチが素晴らしいラストの曲”Lochness”が良かった。使い古されたフランス映画のテーマ曲みたいなメロが新鮮でした。あとは可もなく不可もなし…前回のSCORPIONSでもこの表現が…何とも悲しいじゃありませんか。BABYMETALとの共演映像なんかを見るとね、まだメタルしてるおじいちゃんだもんな~。よしわかった!いっそのことクラウス・マイネとデュエットってのはどうだ!? メタル界がざわつくことは間違いない。ゴルフみたいにシニアのイベントもいいね。70歳以上じゃないと参加できないとか…なんだか素敵じゃあないか。先日オリビアも亡くなってしまったことだし、やるなら急がないと。



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