JOSHUA
JOSHUA(US/米)
#1481 / THE HAND IS QUICKER THAN THE EYE / 1983
★★★★
この時期はかなり貸しレコード屋のお世話になっていたのでその可能性もゼロではありませんが、速弾き系ギタリストがウリのバンドとなれば、やはり師匠の友だち「はらみ」経由で回ってきた1枚だったはず。ジャケが印象に残っているのもそれを裏付ける。つまり我が家での滞在期間が長かった、レンタルではなかったという推理。はらみのレコードは普通に1か月くらいはウチにあったからね。はらみ自身もお気に入りの曲をテープに録音してからの貸し出しだったと思う。それが師匠に貸し出され、さらに「また貸し」されるというありがたいシステムだった(笑) そんなわけで、テクニカル・ギタリスト、ジョシュア・ペラヒアさん率いるバンドのデビューアルバムです。なのでスティーブ・リンチを擁するAUTOGRAPHとほぼ同じ印象のメロディックロックです。お気に入りのテープに編集したのは“November is Going Away”とラストの“Portrait of a Woman”でしたね。前者はペラヒアがイントロで弾きまくるバラードで、後者はハイトーンヴォーカルが爽快なナンバー。基本的に線が細いハイトーンなんだけどね、“Portrait…”の歌唱は迫力があります。間違いなくベストパフォーマンス。このVoは後にURIAH HEEPのツアーに参加しているらしいです。なんとバンドは続いておりマーク・ボールズが歌ってる。DIOのKeyもいます。