Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

JOHN WETTON

JOHN WETTON(UK/英)

#1416 / NOMANSLAND / 1999

★★★★

John Wetton nomansland (320x320)

昨年12月のグレッグ・レイクに続いてプログレジャイアントの訃報です。2017年1月31日ジョン・ウェットンが亡くなりました。67歳。KING CRIMSONをはじめURIAH HEEPやU.K.やWISHBONE ASHやASIAでお馴染みのベーシストですね。例の如くカール・パーマーやジェフ・ダウンズが追悼メッセージを寄せていました。前出バンドの作品はほぼ紹介してしまったので今回はソロアルバムをチョイスしてみたよ。「VOICE MAIL」か「ARKANGEL」かと思いきや結局このライブ盤「NOMANSLAND LIVE IN POLAND」かなと。大人しめのスタジオ作品より迫力があってよろしい。やはりベースが目立ってないとね。「ARKANGEL」収録曲も3曲演ってます。ウェットン以外は知らない人たちだが、そこは大した問題ではなかろう。何より選曲がいいね。ASIAからは“Sole Survivor”が、U.K.からは“In the Dead of the Night”と“Rendezvous”が、そしてKING CRIMSONからは“Book of Saturday”と“Easy Money”と“Starless”と“The Night Watch”が、それぞれチョイスされております。新曲も3曲含まれていますが、すべてインストなので邪魔ではない(笑) すべてがエンディングの“スターレス”及び“ナイトウォッチ”のためにあるといっても過言ではないのだ。Starless and Bible Black♪ 星ひとつない聖なる暗闇…なんて処じゃなく、もっと明るい場所でレイクと再会して笑っているに違いない。



#1782 / VOICE MAIL / 1994

★★★★

John Wetton voice mail

プログレ(実はポップ)レジェンド14年ぶりの2ndソロ・アルバムです。まず日本限定リリースされまして、後にタイトル(BATTLE LINES)&ジャケを変更してワールドリリースという運びに。ゲストにロバート・フリップ、サイモン・フィリップス、スティーヴ・ルカサー、あとはジム・ピートリック(SURVIVOR)がソングライティングで1曲クレジット。せっかくフリップが参加したのなら、アラン・ホールズワースやブラッフォードやスティーヴ・ハウやカール・パーマーなんかも、コーラスでも何でもいいから参加してもっとお祭り騒ぎにしてほしかった。持ち味のハードポップではありますが、間違いなくUKやASIAのあのメロが歌われていて「おかえりなさい」という感じでうれしいね。やっぱ声だよ。グレッグ・レイクから少しだけ艶を取り除いた男前ヴォイス。当然かもしれないが、例えばASIAで聴けるヴォーカルよりも、曲に埋もれてる感がなくて良いです。歌唱ありきで作られてる。何しろヴォイス・メールだからさ。この日本盤タイトル(英語の邦題?)は素晴らしいですな。「BATTLE LINES」より遥かにいいでしょ。考えた人に拍手。というわけで、ウェットンの声が好きなら聴いてみましょう。



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