JOHN LAWTON
JOHN LAWTON(UK/英)
#1567 / HEARTBEAT / 1980
★★★★
LUCIFER’S FRIENDや、URIAH HEEEPのデビッド・バイロンを継ぐ2代目として有名なシンガーの1stソロアルバムです。実はユーライア・ヒープでは3枚のアルバムに参加しただけなのですが、お気に入りの曲が多いものでバイロンと半々くらいの印象があるんだね。ヒープと言えばバイロンとロートン、一応聴いてはみたけど、その後のヴォーカリストは全く両名の足元にも及ばないのでございます。そんな、大好きなシンガー、ロートンさんですが、ここで聴けるのはいかにも80年代な小洒落たロック。ぶっちゃけロートンのポテンシャルの半分くらいしか発揮できているとは思えませんでした。例に違わず売れ線を意識しすぎたかね。まあロートン時代のヒープでもポップテイストな曲があったから、それほど違和感はないといえばないかも。特にアップテンポな楽曲では往年のロートンの魅力を垣間見ることができます。結論としては、シファーズ・フレンドやヒープの作品を通過してから聴きましょう。