JEFF PARIS
JEFF PARIS(US/米)
#2076 / LUCKY THIS TIME / 1993
★★★★

ギタリストのアルバムだと思って購入した3rd、その実態は…確かにギタリストでもあるけれど、シンガーでもありキーボーディストでもあり。ギタリストにしては弾いてないと思ったんだよね。歌中心のアルバムでも、もうちょい弾いてるでしょ。アメリカのメロディックロックですが、MR.BIGみたいだなと思ったら、タイトルチューンはMR.BIGに提供した曲で、2,3曲目もMR.BIGとの共作曲でした。おまけに、デビューアルバムでドラムを叩いたのがパット・トービーという縁。ポール・スタンレーとの共作曲もある。CINDERELLAの1stではキーボーを弾いていたらしいし、所謂マルチプレイヤーということなんだね。それほど特徴はないけれど、総じて無難な曲で纏められているあたりはソングライター、同じくまずまずの歌唱を聴かせるあたりはシンガーとしても成立はしている。が、ギターはどうだろう?鍵盤の腕前もよくわからん。とりあえずほとんど一人でやってるみたいよ。歌も演奏も、何ならプロデュースもミックスもエンジニアリングも。個人的には予想していたものではなかったけれど、曲の出来はいいと思います。