Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

JANIS JOPLIN

JANIS JOPLIN(US/米)

#735 / PEARL / 1971

★★★★

Janis Joplin pearl (320x320)

27歳で亡くなった翌年にリリースされたアルバムです。ゆえに歌入れ前の楽曲もインストとして敢えて収録され哀愁が漂ってますね。子宮に響く歌声だそうです。確かにこの歌唱で魂を揺さぶられる人は少なくないはずだ。なぜドラッグの力を必要としたのか想像もつきませんが惜しいことをしました。当然リアルタイムじゃないから「アン・ウィルソンが風邪ひいたみたい」くらいの例えしか思いつかないし“Move Over“を聴いても人見元基が思い浮かぶ始末だけど…とにかく声が凄い。ナチュラルに和音になってるもの。デビッド・リー・ロスのファルセットに近い!?喉にピッチシフターを内蔵しているのかと突っ込みたくなるほど特殊だ。「天は二物を与えず」でお世辞にも器量がいいとは言えないけどね。ジミヘンの死からわずか2週間余り…ビッグネーム(しかも同級生)の訃報に全米が揺れたんでしょうね。ちなみに翌年にはジム・モリソン(THE DOORS)も27歳で亡くなってます。



#1290 / JANIS JOPLIN'S GREATEST HITS / 1973

★★★★

Janis Joplin's greatest hits (320x320)

ジャケの写真が流石の貫禄でしょ、歌姫パールのベストアルバムです。リアルタイム世代じゃない我々にはコレが最適と思われる。聴いてみて、もっと掘り下げたくなったらとりあえず「PEARL」だね。とりあえず彼女の場合、どんな曲調でも関係ないわけ。歌を聴ければそれでいいんだもの。例の二声聴こえる一人ハーモニーも“Summertime”のようなスローな曲で堪能できる。モンゴルのホーミー的唱法を自然とやってのける天才だな。その昔ポール・スタンレーの声にも同様の倍音を感じたことがあったな。ヨーデルや元ちとせの奄美唱法なんかもそうだけど、なかなかマネできない歌い方は大きな武器だよね。他にも有名曲の“Piece of My Heart”や“Summertime”や“Cry Baby”や“Move Over”はもちろん収録。カントリー調の“Me and Bobby McGee”はクリス・クリストファーソンの曲なんだけど、こういうのもいいな。ウチにある99年のリイシュー盤にはボートラが2曲追加されており、ラストを締めくくるのがアカペラ曲“Mercedes Benz”だ。レコーディング中に亡くなってしまい未完成であるが故…沁みるよね。最後の笑い声がキュートだぜ。



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