Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

HAUNTED

THE HAUNTED(Sweden/瑞典)

#1453 / THE HAUNTED / 1998

★★★★

The Haunted (320x320)

AT THE GATESのメンバー3人(ベースとギターが兄弟。ドラマーは今作のみで後にCRADLE OF FILTHに加入)を中心に結成されたデスラッシュ・バンドのデビューアルバムです。他のメンバーは、間もなく並行してWITCHERYを結成するパトリック・ヤンセン(G)と元MARY BEATS JANEのヴォーカルが参加しました。実は、イチオシは2ndなんだけどね、とりあえず突進力重視でこっちにしてみたよ。全体像は…吐き捨て型ヴォーカルにツインギターと概ねデスラッシュ版SLAYERという印象です。それなりの整合性はありますが、スラッシュメタル世代には…全編このハイテンションはキツい(笑) 力技一辺倒のデスラッシュはね、1~2曲聴く分にはいいんだけど、アルバム1枚となるとどうしても疲れちゃう。力みっぱなしのヴォーカルも聴き疲れの要因だね。フィリップ・アンセルモあたりで認知されたスタイルと思われる、あのファットな咆哮系ですな。我々世代には2ndアルバムの方がまだ聴きやすいと思う。もしくは…やっぱSLAYERくらいがちょうどいいねってところに帰結する。



#1875 / MADE ME DO IT / 2000

★★★★

The Haunted made me do it

ヴォーカルとドラマーが交代した2ndアルバムです。80年代スラッシュメタル世代にとってはデビュー作よりも断然こちらがオススメ。まずシンガーの交代が吉と出た。ファットな咆哮もあるけれど、ベーシックな部分が聴きやすい。巧みに二声を使いこなしている感あり。本人は無意識…なわけないよね。それでも個人的には好きなタイプではないわけだが、やっぱ骨太な近代スラッシュメタルとは相性がよろしい。ドラマーはエイドリアン・アーランドソン(CRADLE OF FILTHPARADISE LOSTにも在籍したARCH ENEMYのダニエル・アーランドソンのお兄様)に代わり、一時期ARTILLERYに在籍したペル・モラー・ヤンセン。北欧のトップクラス・ドラマーの一人ってことなので、安心印の二重丸だね。収録時間も短めで潔し。オープニングからのスピードチューン”Bury Your Dead”は80年代スラッシュ世代にも響くこと間違いなし。2014年に8thアルバムをリリース。バンドは現在も存続中。ビョーラー兄弟の片割れ(ギター)が脱退し、元SIX FEET UNDERのギタリストが加入しているようですが、3rdから全く聴いてないからね、たぶん今後も聴かない。



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