Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

HALFORD

HALFORD(US/米)

#1554 / RESURRECTION / 2000

★★★★

Halford resurrection

92年にJUDAS PRIESTを離れ、FIGHTやら何やらで、らしくないことを演ってきた後のミレニアム・イヤー、メタルゴッド復活の狼煙でございます。オープニングのタイトルチューンから2曲目にすべて集約されている通り、清々しく痛快です。ギタリストたちは新顔みたいだけど、ドラマーがRIOTのボビー・ジャーゾンベクなんですね。全員復活組のメタルオヤジで固めてほしかったかも。バリバリのメタルゴッド期の集大成的内容になっております。つまり「BRITISH STEEL」から「PAINKILLER」までって範囲で、実際“Painkiller”に似てたり“Burning Up”みたいだったり(コレは「BRITISH STEEL」より前ですが)聞き覚えのある部分が多い。その最大の要因はプロデュースを担当したロイ・Zなのは間違いないでしょう。きっとZの世代が好きだったJP像なんだね。更に上の世代のJPファンがプロデューサーなら、「運命の翼」「背徳の門」「ステンドクラス」あたりをクローズアップしたに違いない。そうなると今回のギタリストたちだと無理っぽいけどね。ともかくZの存在なくしてこのアルバムはできなかったと思います。やっぱZが関わった曲がいいもの。ブルース・ディッキンソンとの共演は微妙なれど、ゴッドも負けてないから成立している。両者ともに流石の存在感。終盤BLACK SABBATHみたいなリフの曲があります。この際オジーと共演でも良かったよね。日本盤ボートラのタイトル”Sad Wings”は泣かせる。最後に、アルバムタイトル、ジャケ、どちらも文句なし。



#2020 / WINTER SONGS / 2009

★★★★

Halford winter songs

クリスマスソングおよび、クリスマスっぽいオリジナル曲が半分ずつ(アメリカの女声シンガーソングライターの曲もある)収録された変化球的3rdアルバムですが、コレが意外にもいいんですな。ギターはロイ・Z、マイク・クラシアク、ドラムはボビー・ジャーゾンベクという布陣。そして全編に亘ってゲスト・キーボーがいい仕事をしている。今作のゴッドはスクリームを封印して地声の良さで勝負していらっしゃる。曲によってはヴォーカルパートがダブル・トラックなのかな、オジー・オズボーンを彷彿とさせる部分があるね。それにしてもゴッドの地声はこの手の曲によく嵌っている。有無を言わせぬ説得力があるよね。基本的にメタルアレンジではあるけれど、そんなにメタルメタルしていないのでご安心を。個人的イチオシは”Oh Holy Night”。フォーライフのクリスマス・アルバム収録の小室等バージョンとは随分違うけどね、どっちも好き。てか曲自体が好き。たとえクリスチャンではなくとも響くものは響くのだ。♪…Fall on you knees, o hear the angels’ voices!O night divine, o night when Christ was born!O night divine, o night, o night divine!♪



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