Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

GUNS N' ROSES

GUNS N' ROSES(US/米)

#88 / APPETITE FOR DESTRUCTION / 1987

★★★★

Guns n' Roses (320x320)

後に「ロックの殿堂」入りを果たすとは思いもしなかったバンドのデビューアルバムです。デビュー作にして全米1位を獲得、今までに1800万枚を売り上げているらしい。当時は”Welcome to the Jungle”も”Sweet Child o’ Mine”も”Paradise City”も、MTVでガンガン流されてました。HOLLYWOOD ROSEのアクセル・ローズとイジー・ストラドリン、L.A.Gunsのトレイシー・ガンズを含む3名で結成されたので、それぞれのバンド名を合体させて、GN’R’となったのは有名な話。ほどなくL.A.Guns組は脱退し、ダフ・マッケイガン、スラッシュ、スティーヴン・アドラーが加入、バンド名は継続する。かくしてこのモンスターアルバムが生み落とされるという流れです。売れる→ドラッグという伝統的パターンによりアドラーが解雇されてTHE CULTのマット・ソーラムが加入。その後も、イジーが脱退してギルビー・クラークが加入したり、そのギルビーが解雇されたり、最後にはアクセルVSスラッシュ・ダフという争いの構図が出来上がり、スラッシュは脱退、マットは解雇、ダフも脱退して、アクセルだけになってしまうのでした。アルバム作りにおいて時に奇跡が起こります。いくつかの偶然が重なることによって、ロック史に残る数々の名作が生み出されてきました。これもそんな1枚と認めざるを得ない。音楽性はそれほど好みのジャンルではないけれど、従来のこの手のHRとは異なる空気感がある。W・アクセル・ローズの歌唱(キャラクター)によるものか、スラッシュのギターによるものか、このハッキリしない何かがケミストリーに違いない。まあ”Welcome to the Jungle”はちょっとした衝撃でした。



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