GORKY PARK
GORKY PARK（Russia/露）
#1547 / GORKY PARK / 1989
★★★★
ペレストロイカに於けるロック部門の象徴ゴーリキー・パークのデビューアルバムです。ゴーリキーパークって言葉に聴き覚えがあったのは、同名映画を見たからか、落合信彦の小説にちょいちょい登場していたからか定かじゃありませんが、とにかく初めて聞く単語じゃなかった。というわけでBON JOVIやらブルース・フェアバーンやらがかかわった作品です。スペシャルサンクスに同志ミハイル・ゴルバチョフの名前もある。おでこの痣がトレードマークの書記長（当時の最高権力者）だね。90年ベルリンの壁崩壊前夜のこの時期でなけりゃ彼らのデビューもなかったでしょう。内容は、まあ普通だ。どのレビューにもあるように、1曲目とTHE WHOのカバー（原曲の名残はほとんどないロシア民謡風アレンジが素敵）が耳に残る程度。ヴォーカルは結構なポテンシャルです。PVを見るとギタリストが、正三角形ボディのギターを弾いてるんだけど、既製品のわけないよな。ロシアだけにバラライカシェイプの特注ってことだろうか!?
