Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

FINNTROLL

FINNTROLL(Finland/芬蘭)

#1886 / UR JORDENS DJUP / 2007

★★★★

Finntroll ur jordens djup

ポルカ・メタルの称号を与えられたフォークメタル・バンドの4thアルバムです。バンド名はフィンランドのトロールってことかね。ちなみにトロールはノルウェー産の妖精。あらためてフォーク/ヴァイキング系をまとめて聴いてみると…どうやら2007年ごろにプチ嵌りしていたらしい。B誌の特集記事にでも触発されたかね。ホラー映画調のイントロダクションでアルバムがスタート。今作から交代したヴォーカルが、がっつりデス声なのがちょっとマイナスかな。気に障るレベルのデスヴォイスなので(笑)。この音楽のイメージだとダニー・フィルスみたいな高音混じりのデス声だったら良かった。曲をリードするのはキーボーのトロルホーン。ギターよりも目立ってます。ぶっちゃけ真骨頂のポルカメタルをもっと聴きたかったよね。勢いで買ってしまったが、最初に聴くアルバムじゃなかったな。サントラ調のイントロ・アウトロはいい。疾走パートも効いてる。けど北欧風味が弱い。シリアス路線に拘ったアルバムなのかもね。音とは無関係なことですが、見たことのない仕様のジュエルケースに収まってたよ。



#2170 / JAKTENS TID / 1991

★★★★

Finntroll jaktens tid 320

フォークメタル/ブラックメタル・バンドの2ndアルバム。ポルカメタルの異名も持つバンドなので大いに期待してゲットしてみたけど、そこまで振り切ったポルカメタルではないかも。全編それでも困るけど、アル・ヤンコビックみたいにベタなポルカ曲があってもいいのでは。ポルカ要素は3曲目あたりから出現して程よいバランスで繰り出される。ちょっと聴くぶんにはKORPIKLAANIと変わらない気がしないでもないけど、ややこしいことに、後にKORPIKLAANIの中心人物となるギター・ヴォーカルがヨイクでゲスト参加していたりする。ヨイクって何?って話だよね。Joikとは…サーミ人の文化における伝統歌謡あるいはその歌唱方のこと…だそうです。ラップランドで自然界とコミュニケーションを取る為の方法とか。人は自然の中で生かされているということ。ネイティブアメリカンやモンゴルなど、世界各地にありそうな話ですが、まさかコルピのシンガーがこの継承者だったとは…驚き。激しさと楽しさのバランスは絶妙です。ヴァイキングメタルみたいに楽曲がもっとドラマチックなら尚更よかった。バンジョー奏者がクレジットされているのはいいとして、アコーディオンとかマリンバ系のプレイヤーが見当たらない。アレはキーボーなの?まさか声とか!?もう一度聴いてみよう。



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