Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ERIC CLAPTON

ERIC CLAPTON(UK/英)

#238 / NO REASON TO CRY / 1976

★★★★

Eric Clapton no reason to cry (320x320)

THE YARDBIRDS、CREAM、BLIND FAITH、DEREK AND THE DOMINOS等を経て、ドラッグやアルコール問題で失速した後、ソロ活動に転向したエリック・クラプトンの4枚目のソロアルバムです。3大ギタリストの代表作としてコレを推す人はいないでしょうが、中学生の頃、偶然エアチェックした“Carnival”(第2弾シングル)が思い出の曲なものでね。当時たまたまオンエアされていた洋楽を録っただけなのよ。だから、これがクラプトンの曲だと知ったのは30年後の話だったりする(笑) ヒット曲もたくさんある人だから曲単位では結構知っていますが、アルバムはコレしか持っていない。件の曲以外は、ルーツのブルース曲もありつつ、全体的な雰囲気はいい。大勢のゲストミュージシャンのおかげかな。ザ・バンドが所有するスタジオでセッションして、そこから11曲を選曲。アウトテイクの中には、ヴァン・モリソンやピート・タウンゼントが参加した曲もあるそうです。著名なゲストとしては、ボブ・ディラン、ロン・ウッド、ビリー・プレストン、そしてザ・バンドのメンバーあたりでしょうか。ディランが提供してボーカルを担当した”Sign Language”は目立って当然だとして、今作を彩っている女性ボーカルが素晴らしいです。イヴォンヌ・エリマンという日系アメリカ人シンガーだと思われます。他3名がボーカルとしてクレジットされていますが、こちらはコーラス隊でしょうか。皆さんいい仕事をしてらっしゃる。何なら今作最大の特長かもね。YARDBIRDSが排出した3大ギタリストそれぞれが、個性を発揮してビッグになったのは凄い。全員がブルースをルーツとしているわけですが…ハードロック(フォークロック)系のジミー・ペイジ、ジャズ/フュージョン系のジェフ・ベック、カントリー系のエリック・クラプトンという具合に、それぞれ個性的な方向に拡散していったんだね。ロックに興味を持ってその歴史を遡っていったなら、いずれどこかでぶち当たることになりますよ。



#1030 / THE CREAM OF ERIC CLAPTON / 1987

★★★★

Eric Clapton the cream of (320x310)

この伝説のギタリストに対する一番の思い入れは“カーニバル”…という門外漢なので、このベストアルバムで十分満足できちゃうのね。YARDBIRDSにしろCREAMにしろ、それぞれ1~2枚しか持ってないし、ソロ作品に至っては前述曲を収録している「NO REASON TO CRY」の1枚だけ。ベストアルバムも色々ありますが、縁あってコレを手に入れました。YARDBIRDSとBRIND FAITHは収録せず。オープニングがDEREK AND THE DOMINOSの“Layla”で、あとはCREAMとソロ時代で構成されてます。知らない人でも知ってる曲(笑)が連発する序盤から中盤は圧巻ですね。CREAM時代~ジョージ・ハリスンの“Badge”~“I Feel Free”~“Sunshine of Your Love”~ロバート・ジョンソンの“Crossroads”(Charがテレビ出演時に弾いてたのを聴いたのが最初の出会いだったかも)~フェリックス・パパラルディの“Strange Brew”~ソロ時代~“White Room”~“Cocaine”~ボブ・マーレーの“I Shot the Sheriff”(初めて聴いたクラプトンかも)とこの辺りまでが個人的なツボ。BOB DYLANの“Knockin’ on Heaven’s Door”はもちろん知ってるけど、クラプトンのバージョンにはあまり馴染みがございません。ロト6が当たったら、MARTIN OOO-28を買おうと思います。



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