DERRINGER
DERRINGER(US/米)
#434 / DERRINGER LIVE / 1977
★★★★
“Rock and Roll, Hoochie Koo”で有名なリック・デリンジャーのライブ。ソロ名義も含めたくさんのアルバムをリリースしてますが、コレが最高傑作で間違いないでしょう。ジャケがまたカッコいいんだな。ジョニー&エドガー・ウインターファミリーらしくギター弾きまくりのハードロックンロールです。個人的なハイライトは…ともに長めに仕上げた、中盤に登場する“Beyond the Universe”と、ラストの“You Really Got Me”も飛び出す“Rock and Roll Hoochie Koo”です。リックと言えばコレだし、素晴らしいライブ・バージョンに仕上がってると思う。リックといえば、アル・ヤンコヴィックをプロデュースしてあの有名な(笑)“Eat it”でギターソロを披露したこともあったね。 高速弾きで燃え上がる(爆発だったかな?)ギターのPVが懐かしい。共演ギターで息の合ったプレイを聴かせているのは後にARCATRAZZに参加するダニー・ジョンソン。ちなみにドラマーはヴィニー・アピスだよ。レジェンドな兄と比べちゃ可哀相だけど、DERRINGER後にはDIOやBLACK SABBATHで活躍するから流石の血統だよね。
#1267 / DERRINGER / 1976
★★★★
御存知リック・デリンジャーがDERRINGER名義でリリースした最初のアルバムです。脇を固めるのは…後にDIOで有名になるヴィニー・アピス(VANILLA FUDGE等、数々の輝かしい戦歴を持つ伝説のドラマー、カーマイン・アピスの弟だね)とケニー・アーロンソン(こちらも後にBLUE OYSTER CULTほかマイケル・モンローやらイアン・マクドナルドやらス、タジオミュージシャン的に結構な有名どころと仕事をします)とギタリスト1名。そのギタリスト、ダニー・ジョンソンがリックをいい感じに盛り上げてるって図式。ツインギターしかりギターバトルしかり、相性がいいんだろうね。ギターが売りのバンドだからね、やっぱこれくらい弾きまくってくれると気持ちいい。お気に入りは“Beyond the Universe”だ。ちょっと風変わりなリフ、曲展開、長尺なギターパートなど…かっこいい曲だよ。THUNDERHEADのカバーバージョンも迫力があって良かったな。