Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

DEAD END KIDS

DEAD END KIDS(UK/英)

#1485 / BREAKOUT / 1977

★★★★

Dead End Kids (320x319)

BCRの前座を務めたこともあるらしく、がっつり恩恵を授かったバンドの唯一作です。バンドの本質はアイドル路線ではなくタイトルチューンや“Lady(put the light on me)”“あたりなのでしょうが、ジャケを見れば一目瞭然、チャンスを掴むために割り切ったね。プッシュされたのは所謂ティーンエイジポップ系の楽曲でした。皆の記憶に残っているのも明らかにこっち方面、というかハッキリ言って以下の2曲でしょう。シングル第1弾、”初恋にレッツ・ゴー/Have I the Right“はTHE HONEYCOMBSのカバーです。60年代ヒット曲のカバーは常套手段ですが、とりあえずBCR効果で日本では大ヒット。一瞬ではあるものの、THE RUNAWAYSの”チェリー・ボンブ“とかABBAの”ダンシング・クイーンとかEAGLESの”ホテル・カリフォルニア“といった錚々たる楽曲と肩を並べておりました。ちなみにハニーカムズは、64年にして紅一点ドラマー(ハニー)を前面に押し出した変わり種。男性陣はスーツでキメてる(当時は皆そうか)からBEATLESみたいな出で立ちだ。ブリティッシュインヴェイジョンの一角だったのかな、そういう時期に活躍していたらしいです。そしてシングル第2弾は”想い出の口づけ/All My Love Always“で、これらが間違いなくアルバムのハイライトですね。かくしてこの手のグループ達は親分もろともパンクムーブメントに呑み込まれていくのでした。



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