DAVID BYRON
DAVID BYRON(UK/英)
#1041 / TAKE NO PRISONERS / 1975
★★★★
まだURIAH HEEP在籍中に作ったカリスマVoバイロン様の1stソロアルバム。それゆえか…ヒープの作品といっても過言ではない面子が揃ってしまいました(笑) ミック・ボックス(G)とリー・カースレイク(Ds)は全面参加。ケン・ヘンズレー(Key)はアコギで1曲参加。そしてジョン・ウェットン(B)は…なんとメロトロンで2曲参加。つまり全員参加なのです。なんとも楽しそうじゃありませんか。翌年「HIGH AND MIGHTY」をリリース後に脱退するとは思えませんね。当然の結果として、ポップな雰囲気がやや勝ってはいるものの、ソロで出す意味があるのかってくらいヒープにしか聴こえないです。“Silver White Man”(コレはいい曲)なんてモロだね。やっぱりバイロンの歌は個性的だった。歌い方もね。ヒープの声としてガッツリ刷り込まれてるんだってことを再確認しました。ちなみにギターもミック・ボックス丸出し。全体的な印象としては…ヒープのアウトテイク集って感じ。