Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

Char

Char(JPN)

#408 / Char / 1976

★★★★

Char (320x305)

自分の青春時代とカブってるから思い出深いし、歴史に残る凄い人だとは思いますが、特に熱烈なファンというわけではなかった。当時はBOW WOWやCREATION等とは違って中途半端な歌謡ロックだと決めつけてた。メディアに露出するアイドル路線で、シングル曲は確かにそういうものだったから。そんなわけでCharは初期の3枚までしか聴いてません。自分の中の括りとしては高中正義と同列だったように思う。でイチオシはこのデビューアルバムということにします。3rd「THRILL」は縁あって誰かに録ってもらったから全曲聴き覚えがあり、想い出としては一番なんだけど、やはり内容はこっちの方がいい。全体的にロックスピリッツが感じられる。オープニングの“Shinin’ You, Shinin’ Day”から和田アキラ先生ばりに弾きまくってる。“空模様のかげんが悪くなる前に”は何となく四人囃子を髣髴とさせる。ベストチューンは文句なしで“Smokey”に決まり。タイトなリズム陣を従えて若さ漲る溌剌としたプレイを聴かせる名曲です。この曲に限らずベース、ドラム、2人のキーボーは全編いい仕事をしてる。それにしてもなぜストラトじゃなくムスタングを選んだのでしょう?普通はストラトキャスターでしょ!? 余談ですが…Charと山本恭司の印象がカブるのは私だけでしょうか。



#546 / THRILL / 1978

★★★★

Char thrill (320x315)

当時友だちに録音してもらったゆえ、リアルタイムで丸ごと聴いた唯一の3rdアルバムでございます。夜ヒットなんかでも披露した“闘牛士”が入ってる作品です。当時売れまくりのゴダイゴのメンバーが参加しております。今作も大筋では変わらず、アイドル路線やらアダルトな雰囲気やら歌謡曲(ニューミュージック)風味やらテクニカル志向やらが絶妙にブレンドされてます。と言いたいところですが…従来のメンバーがバックを務めるA面とゴダイゴが担当したB面にハッキリ分けたところが裏目に出たかも。B面のゴダイゴ臭が強すぎると思う。何ならシャッフルしてしまえば良かったのに。というわけでA面の4曲“You Got the Music”と“闘牛士”と“波”と“Thrill”は充実してます。ちなみに“闘牛士”は別格として、当時の記憶としてはB面の方が鮮明かもしれない。昔聴いた作品を数十年ぶりに聴いてみると好みの変化に気付いたりして面白い。



#1369 / HAVE A WINE / 1977

★★★★

Char have a wine (317x320)

“気絶するほど悩ましい”収録の2ndアルバムですが、アコースティックバージョンにアレンジされているのが微妙。これはこれで絶品アコギバージョンだとは思うけどね、想い出にあるのはバンド形式の方だから、できれば両方収録してほしかったな。全体的には前作が確実に洗練された感じでしょうか。それと引き換えに、若さ漲るロックスピリッツは後退しました。アルバム購入後10回くらいは聴いてるはずなんだけど、気が付けばBGMになっており、“気絶…”が聴こえると我に返るという…。それだけ心地よい音楽が詰まってるってことなんだろうけど。高度なテクを持つ人たちだけにTOTO的なアプローチという気もする。手放そうかどうしようかと悩んでしまうアルバムだな。ハイライトは“Ice Cream”で決まり。これこそが真骨頂という出来だよ。“Smoky”的なノリが心地よく、熱いギターをたっぷり聴かせてくれます。ベストパフォーマンスのひとつだと思う。



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