Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

CREATION

CREATION(JPN)

#195 / PURE ELECTRIC SOUL / 1977

★★★★

Creation pure electric soul

プロレス・ファンなら誰でも知ってるザ・ファンクスの“スピニング・トー・ホールド”収録の3rdアルバムです。プロレスはよく見ていましたが、秀逸な入場テーマが多かった。PINK FLOYDの”吹けよ風、呼べよ嵐”をブッチャーが、JIGSAWの”スカイハイ”をミル・マスカラスが、LED ZEPPELINの”移民の歌”をブルーザー・ブロディが、CAMELの”キャプチャード”を前田日明が、ROYAL HUNTの”マーシャルアーツ”を蝶野正洋が、といった具合。これはBOW WOWの“シグナル・ファイア”と合わせて日本のハードロック2大インストってことでいかがでしょうか。個人的にクリエイションといえばこの曲であり、他の曲からは想像できない奇蹟的な出来だと思う。ドラムもかっこいいしね。この1曲が収録されているという理由だけで、今作をイチオシとしてみました。あとは“トーキョー・サリー”なんかも思い出深い。どうやら当時エアチェックしたらしく、ヤングジョッキー絡みじゃないとすれば、クリエイション特集とかで複数のアルバムからチョイスされていたのかもしれない。アルバム全体としてはブルース色が強まっており、これは竹田さんの嗜好の変化によるものでしょう。2ndでフェリックス・パパラルディと共演したことが影響したと思われます。結果、洋楽のコピーみたいな雰囲気になってしまったかもね。後に某ドラマの主題歌”ロンリー・ハート”が売れたりもしましたが、ザ・カーナビーツのアイ高野が加入したクリエイションとこのクリエイションは、別モノと捉えた方がいいね。ハードロックとは随分とかけ離れた音楽になってしまいました。かつてはSANTANAやFLEETWOOD MACの前座を務めたこともあり、世界に誇る日本のロックバンドだったんだよ。この世界進出時のMOUNTAIN的ハードロック路線を突き詰めてほしかったけどね、新世代であるBOW WOWの登場で心が折れたのかもしれませんね(笑)



#1372 / CREATION / 1975

★★★★

Creation (320x320)

これ以前にもニューロックのバンドとか、紫やコンディション・グリーンなんかも存在してたわけですが、この1stアルバムが日本のハードロックの幕開けってことで間違いなさそうだ。翌年のBOW WOWデビューはもっと衝撃的だったけど…。竹田和夫自身もニューロック時代からブルース・クリエイションで活躍していましたが、ハードロックって感じじゃない。日本に限った事じゃないけど、まだサイケロックからどっち方面に進もうかって時期だからね。このアルバムはハードロックしてる。英語の発音が日本人的なのはさておき、ツインギターがとにかく素晴らしい。ブリティッシュ・ハードロック…というかこのハーモニーは完全にWISHBONE ASHです。パクっていると言ってもいいでしょう(笑) 怪しげなハモり方まで酷似しておる。オープニングの“You Better Find Out”でいきなり炸裂します。その他は、尺が長め(これがまたASH的だったりする)で和風英語丸出しの“Lonely Night”や、“Phoenix”かよと突っ込みたくなる“Feelin’ Blue”でたっぷりとASH節が聴けます。“スピニング・トー・ホールド”が入ってるって理由で先に2ndを紹介した際、クリエイションは「立ちション」のやつでしょと師匠に言われて気が付いた。たしかにそうでした。このアルバムはエアチェックしたテープを持ってたよ。当時は“Tabacco Road”がお気に入りだったという記憶が蘇りました。



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