COMPANY
THE COMPANY(Germany/独)
#1426 / THE COMPANY / 1995
★★★★

ベイエリアスラッシュの黎明期を支えた一人ダグ・ピアシーがドイツで結成したバンドです。HEATHENのギタリストだった人だよ。HEATHENといえばリー・アルタスですが、その活動に手を貸すべく加入したのがダグなんだって。ベイエリアの重鎮らしい。ほどなくドイツに拠点を移しますが、リーは何を血迷ったかDIE KRUPPS(テクノ系)に加入してしまうと。ただその後はリック・ヒューノルトに替わって2005年からEXODUSで活躍しているのでご安心ください。リーはさておきダグですが(笑)今作でもギタープレイが冴えておりますな。リフはもとよりソロのフレーズもいいね。概ね古き良き時代を思い出させてくれるパワーメタルです。導入のインストから“Animal Farm”とラストの“Glimmer of Hope”はHEATHEN時代を髣髴とさせて特に良かった。やっぱファストでザクザクしてないとね。中盤のハイライトはナレーションの“Daddy Comes Home”から“14(Slave for the Perverse”だね。ホラーとは違ってリアルだから背筋が凍るよ。