Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

BLUE OYSTER CULT

BLUE ÖYSTER CULT(US/米)

#45 / AGENTS OF FORTUNE / 1976

★★★★★★★

Blue Oyster Cult (320x320)

元祖HEAVY METALと言われているわけですが、どの辺りがへヴィメタリックなのかを確認するためには、初期のスタジオ作品(1st~3rd)を聴いてからライブ盤「地獄の咆哮」を聴くのがよろしかろう。それ以降の作品を先に聴いてしまうとちょっと理解できないかも。イメージがかなり違ってくるからね。しかしながらですよ、個人的にこのバンドの売りは…明るさが逆に怖い大人の狂気…だと思っているわけ。となるとイチオシはやっぱりコレってことになる。HM云々は置いといて、とにかくこの傑作4thアルバムはよく聴きました。今思えばバンドでコピーしてもよかったよね。“死神”なんかは候補になったはずだけど、鍵盤不在問題で却下されたと思われます。BOCってさあ、エリック・ブルームとドナルド(バック・ダーマ)ローザ―が居れば成立しそうでしょ。でもね、コレを聴くとそうとも言えなくなる。今作はメンバー全員がリードヴォーカルですから!一応エリック・ブルームがメインではあるけれど、それぞれがいい味出してるんだよね。5人それぞれにリーダートラックがあるなんて凄くないすか。その辺を意識して聴いてみると、より一層楽しめると思います。有名な“ゴジラ”収録の5th「スペクターズ」という手もあったのですが、やはり最初に聴くならこのアルバムを推します。何しろ“(Don’t Fear)The Reaper/死神”という突然変異的名曲が収録されていますので。この1曲がアルバムの価値を大幅に引き上げているのは確かです。ちなみにこの曲のヴォーカルはドナルド・ローザ―だよ。書いたのもローザ―。“ヴェラ・ジェミニの逆襲”にPATTI SMITHが客演してます。



#268 / SPECTRES / 1977

★★★★

Blue Oyster Cult spectres (320x320)

狂気にポップ風味を被せた名盤「タロットの呪い」に次ぐ5thアルバムです。このアルバムは…良くも悪くも“Godzilla”に尽きるのであります。曲自体は並の出来だけどね、日本語のナレーションは確かにインパクトが大きかったな~。アイデア賞だ!BOCには国は違えどちょい先輩のBLACK SABBATHとの共通点を感じます。1st~3rdの根強いファンが多い初期作品(悪魔やオカルトといったコンセプトですね。ベタではあるけれど名前を売りやすい方向性でしょ)より、ベタな設定に敢えて明るい要素を加えた4th・5thあたりが好きだということ。BOCの“Agent of Fortune”はサバスの“Vol.4”に“Spectres”は“Sabbath Bloody Sabbath”に相当するものと勝手に解釈しております。好きな理由は「奇を衒った狂気ではなくナチュラルな狂気を纏っているから」なんて気のきいたコメントにしたいところですが…結局のところ「先に聴いたのが4th・5thだったから」という元も子もない理由に落ち着くのでありました。ちなみに…BOCのマネージャーであるサンディ・パールマンはサバスのマネージメントも兼任した時期があるんだよ。その流れで「HEAVEN AND HELL」をプロデュースしたマーティン・バーチを起用、2匹目のドジョウを狙って2枚のアルバムを手掛けてもらいました。とりあえずこの頃のライブではゴジラが登場するからね、そりゃあもう大盛り上がり必至ですわ。ゆえに今作も必聴ということで。



#517 / SOME ENCHANTED EVENING / 1978

★★★★

Blue Oyster Cult some enchanted evening (320x320)

代表曲の“死神”と“ゴジラ”が聴ければ満足なので82年リリースの「Extraterrestrial Live」でもいいんだけどね、リイシューで7曲増えたしジャケもカッコいいからとりあえずこっちのライブ盤「暗黒の狂宴」でいかがでしょう。音源だけでも悪くはないですが今の時代、できればDVDで見たいところでしょう。「SOME OTHER ENCHANTED LIVE」というボーナスDVDが付属してます。残念ながら肝心の“死神”と“ゴジラ”が収録されていないという謎。所詮ボーナスということか。たいしたことはやってない(笑)トリプルギター(APRIL WINE然りGLORY BELLS然りIRON MAIDEN然り。フル稼働のトリプルリードは難ありということか)だもの。なんとクライマックスでは5人ギターですよ。やはりこの辺は映像で見てこそって感じだよね。歳をとってからの映像作品は綺麗な画質で見られるうえに安価で入手できますが、可能ならば当時のフル映像が見たい。となるとブートレグしかないのかな。本編のライブ盤としては、75年のファースト実況録音盤には及びませんけどね、前出2曲にこだわるならこっちかな。



#742 / FIRE OF UNKNOWN ORIGIN / 1981

★★★★

Blue Oyster Cult fire of unknown origin (320x320)

売れたアルバム(“Burnin’ for You”がシングルヒット)らしいけど中身よりジャケに想い出がある8th「呪われた炎」です。当時FMステーションとかの番組表にカセットテープ用のラベルが付いてたりして、結構それ目当てで買ったこともあったんだけどね、そこにこのジャケがあったわけ。だから、インパクトがあるナイスジャケだな~と記憶されまして…後に中古レコード(おそらく友&愛のレンタル落ち)に出会って買ったんだけども…若かりし頃の耳には刺激が足りなかったみたい。今聴くとそれなりにいいと思えるのは歳のせいでしょうね。エリック・ブルームのヴォーカルはやっぱりいいです。数曲歌ってるドナルド・ローザーのヴォーカルもいい。ここまでくると「狂気」の度合いはさすがに低いけど“Joan Crawford”とか「らしい」曲調もまだまだ健在ですぜ。このアルバムのプロデュースはマーティン・バーチで、サンディ・パールマンの思惑としては、前年リリースのバーチ作品「HEAVEN AND HELL / BLACK SABBATH」の音を持ち込むのが目的だったとか。それはどうだろう?と思うけども、結果的に売れたのだから目論見通りってことなのかな。今作を最後にドラマーのアルバート・ブーチャードが脱退。パールマンとの原点回帰に取り組みます。



#1026 / SECRET TREATIES / 1974

★★★★

Blue Oyster Cult secret treaties (320x320)

サンディ・パールマンがプロデュース、アメリカ版BLACK SABBATHを目指して着々と積み重ねてきた3枚目のアルバム「オカルト宣言」です。歌メロもギターのフレーズもちょっと不気味な旋律の反復が特徴でしょうか。総合的な出来はさすがにこれまでで一番いいね。強いて言うなら“Subhuman”とか“Dominance and Submission”とか“Astronomy”あたりが不穏な空気路線の代表曲でしょうか。あとはライブの定番“ME262”(ジャケに描かれているドイツの戦闘機メッサーシュミットのことだよ)を収録。このあと、それまでの集大成的なライブ盤「On Your Feet of on Your Knees」を挟んで、傑作4th「タロットの呪い」が誕生します。狙い通りなのでしょうが個人的にはそれ以上に、目標としたサバスとの共通点を感じます。あ、コレ前にも書いたな。まあいいか。重複しますが(笑)…バンドのカラーを前面に押し出した初期の3枚、そこにポップな狂気が加味された4thと5th、ダメ押しは80年にリリースされた両バンドのアルバムが同じプロデューサー(マーティン・バーチ)という具合。ビートルズとビーチボーイズから幾度となく繰り返されるライバル関係。時代は変われど、やはり米が英を目指す図式なんですね。



#1150 / ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES / 1975

★★★★

Blue Oyster Cult on your feet or on your knees (320x320)

名作ファースト・ライブ・アルバム「地獄の咆哮」でございます。初期3枚からそれぞれ3曲ずつとカバー2曲(1つは定番“Born To Be Wild”だ!)と“Buck’s Boogie”というオリジナルインスト(DEEP PURPLEの“LAZY”風)で全12曲。個人的なお気に入りは4枚目の「タロットの呪い」だから楽しめないかなと思いきや…コレは素晴らしい。アルバム3枚分という限られた曲数ながら、他のライブ作品より断然いいです。ベスト盤としても機能してます。そもそも他のライブ盤にもこの頃の曲が半分くらいあるからね。生々しいギターの音もいいし、バランスもいい。バック・ダーマとエリック・ブルームのギターの役割がよくわかって面白いです。ツインギターのハーモニーというより掛け合い的な、2本で1本みたいなところが実に微笑ましいんだな。ブルームの担当はVoとSlut Guitarとある。初見の表記なのでSlutの意味を調べてみると…まあなんとなく理解できる。誰とでも合わせられるギターってことでしょ。このライブは元祖へヴィメタルの面目躍如作品で間違いなし。スタジオ作品よりもハードという点では、KISSの「ALIVE」が真っ先に思い浮かぶ名演でしょう。ジャケも雰囲気満点だ。この時代ならではの空気感もある。NYアンダーグラウンドの貴重な記録とも言われているとか。必聴ですね。できればスタジオ作品3枚を聴いてからが望ましいです。安かったのでオジサンになってからのライブDVDを買ってみた。悪くはないんだけども…やっぱり初期の映像が見たいなと思いました。



#1721 / BLUE ÖYSTER CULT / 1972

★★★★

Blue Oyster Cult blue oyster cult (320x320)

72年リリースのデビューアルバム「狂気への誘い」です。サンディ・パールマンとアルバート・ブーチャードを中心に結成されたのは67年とのこと。NYアンダーグラウンドのUS版BLACK SABBATHは、アメリカンロックならではのポップなメロディーが特徴です。楽曲がコンパクトなのもサバスとは違うね。総じてシンプルだから魅力に気付き難いタイプのバンドだったかもしれない。高校時代になってようやく「死神」や「ゴジラ」(ちょうどリアルタイム)を聴いたわけで、初期作品を聴いたのは更に後々のことでした。ある程度の年齢を重ねると、シンプルなハードロックの魅力を感じられるようになったりするんだね。コピーもしやすいし。今ではすっかり手放せない作品になりました。“Before the Kiss, a Redcap”と“Cities on Flame with Rock and Roll”あたりがアルバムのハイライトでしょうか。短い中にもドラマがあり、トリプルギターの片鱗も窺える…といっても1本はバッキングで2本が自由に弾きまくってるだけですが。



#1722 / TYRANNY AND MUTATION / 1973

★★★★

Blue Oyster Cult tyranny and mutation (320x320)

サンディ・パールマンがプロデューサーに昇格した2ndアルバム「暴虐と変異」です。一聴して音質が随分と良くなりました。デビュー作は籠り気味だった音が今回はクリアに聴こえる。更なる特徴としては、本家サバスに倣ってか長めの曲が収録されているところ。7分の“7 Screaming Diz-Busters”を筆頭に5分越えも2曲(“Hot Rails to Hell”と“Mistress of the Salmon Salt”)あります。「Vol.4」を意識したのかな、曲展開にもこだわりがあるように感じる。ドナルド・ローザーのギターもいい意味で派手になってるね。これならコピーできるってレベルで目立てるのは実にかっこいい。思えば「スターズ」プロジェクトの時もいぶし銀のバッキングを弾いて逆に目立ってた。ちなみに録音もシンプルだからパート毎の音が聞きとりやすくコピーには最適かと。昔のHRアルバムは分かり安くていい。ちなみに3rdは更に進化を遂げ単純にいい曲が増えます。そして…バラエティに富んだ魅力的な楽曲の数々が詰め込まれた4作目に於いて、バンドはピークを迎えるのでした。



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