Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

AXE

AXE(US/米)

#1260 / AXE / 1979

★★★★

Axe (320x314)

B級ではありますが、このデビューアルバムは2ndとともにアメリカンプログレの名盤ってことでいいのかな。TOUCHとレーベルメイトだったようで、なるほど音楽性は同類かもしれない。中心人物のボビー・バース(ギターヴォーカル)は後にBLACKFOOTやCAUGHT IN THEACTでも活躍する人。彼の決して綺麗ではない声質にもう一人のヴォーカル(Key兼任)の綺麗なコーラスが被さるという構図にPRAYING MANTISが想起されましたが、皆さんはいかがかな。確かに似ている場面があると思うんだけど。オープニング曲“Life’s Just An Illusion”の意表を突いたサビメロが素晴らしい。これがAXEの真骨頂でしょう。ラストの“Battles”もドラマチックな名曲です。当時エアチェックした音源を更にダビングしてお気に入りのテープに入れた気がする。途中に挟まるバラードたちもいいです。このヴォーカルがキーボーの人かな。バンドは84年にギタリストが亡くなり解散しました。



#1477 / LIVING ON THE EDGE / 1980

★★★★

Axe living on the edge (317x320)

アメリカンプログレハードではない?2ndアルバムです。毎度お馴染みの、洗練されて面白味が減っちゃうパターンね。このジャンルゆえシングルヒット狙いってことでしょうが、コンパクトな楽曲でそれを成し遂げるには珠玉のメロが必要不可欠なわけで、ある程度の尺がないと劇的な展開に持っていくのも難しく、盛り上がりに欠ける平坦なものになりがちだ。というわけで、前作にあったキラーチューンもドラマチックなエンディングも今回は無し。聴きどころはオープニングのタイトルチューンと2曲目の“Fantasy of Love”だけでした。“Fantasy…”はキーボーの高音ヴォイスが冴えわたる曲で、やっぱこの人がメインで歌うべきだと痛感します。短くまとめられちゃってるのが残念。冒頭2曲の路線で統一してくれたらいい作品になっただろうに、前作でアイデアを使い切っちゃったのかね。3曲目からはギター主導で別バンドの様相、ハードロックサイドの楽曲が最後まで続きます。さすがのコーラスワークとか、ギターとキーボーの掛け合いとか、聴きどころはあるものの総じて劣化版PRAYING MANTISという感じで、おそらく未聴3rdの路線なのかな。デビューアルバムに前出2曲を混入した再発盤を希望します(笑)



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