ARMAGEDDON(UK/US)
ARMAGEDDON(UK/US)英米
#2025 / ARMAGEDDON / 1975
★★★★
クリストファー・アモット率いるアレ…ではなく英米混合スーパーグループの唯一作です。メンバーはYARDBIRDSおよびRENAISSANCEのキース・レルフ(Vo)、CAPTAIN BEYONDのボビー・コールドウェル(Ds)、STEAMHAMMERのG、RENAISSANCEやCOLOSSEUMおよびSTEAMHAMMERのBという布陣。なかなかスーパーでしょ?オープニング曲”肉食鳥”(URIAH HEEPのアレではございません)が実にカッコいい。同じリフ(ワウ・ペダルを多用したギター)を延々と繰り返しながら徐徐に盛り上げていくスタイルが心地良いです。スピード感もありとてもスリリングな仕上がりだ。ボビーの手数の多い特徴的なドラミングがポイントだと思う。ツインギターも炸裂します。続く”シルヴァー・タイトロープ”は一転、趣きが異なる曲。3曲目”未来への小路”は変拍子。最後の組曲”真夜中の太陽”はちょっと冗長な印象ながら、バラエティに富んだ楽曲構成となっております。サイケロック的でもあり、プログレ的でもあり、メンバー4人それぞれの出自が垣間見えるヘヴィ・ロックといったところでしょうか。とにかく1曲目”Buzzard”を聴きましょう。ジャケも好きだな。