Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ANDERS JOHANSSON, JENS JOHANSSON and ALLAN HOLDSWORTH

ANDERS JOHANSSON, JENS JOHANSSON and ALLAN HOLDSWORTH(US/米)

#1600 / HEAVY MACHINERY / 1996

★★★★

JJH Heavy Machinery (320x320)

国内盤だと「ヨハンソン・ヨハンソン&ホールズワース」表記、3名がそれぞれ、スウェーデン、アメリカ東海岸と西海岸で音源のやり取りをしながら作られたアルバムだそうですが…こういう事情を知ってしまうと若干萎えてしまうのは私だけでしょうか。ネット上のセッションじゃなく集まれよと。御大が受けてくれたのだから兄弟で出向きなさいって話。どこか無機質な音像なのはこのせいだね。ベーシスト不在で、イェンスがベースシンセで代用。この音が終始鳴り響いているため、曲そのものは画一的、普通に聴き流してると飽きてくるかも。どちらサイドの人脈でも凄腕ベーシストがいるだろうに、そこは招聘しましょうよ。ともかく最大の目玉はホールズワース師匠の参加なわけで、その他はすべて些末な事。ただね、プレイが凄すぎるのも考え物で、ボーっと聴いてるとギターソロなのかシンセソロなのかよくわからなくなってしまう。音色が似てるうえに、例のデカい手で通常鍵盤でしか弾けないフレーズをギターで繰り出しているからだと思われる。「コレはギターか?」「コレはキーボーだよね?」ってな感じで聴き進むのも楽しいですけどね。個々のプレイには文句のつけようもなく、特に珍しく弾きまくる師匠のギターは貴重。ヘヴィフュージョンばかりじゃなくもうちょい曲に変化を持たせてくれたらもっとよかった。夢のセッション作品ではあるけれど、結局のところマニア向けの範疇で語られる異色作という感じでしょうか。



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