Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

AIRTIME

AIRTIME(Canada/加)

#2063 / LIBERTY MANIFESTO / 2007

★★★★

Airtime liberty manifesto

TRIUMPHのリック・エメットとVON GROOVEのマイケル・ショットンのプロジェクト作品。リックにとっては久々のHRということになる。リックはヴォーカル、ギターの他にベースもプレイ。ゲスト・ミュージシャン2名がそれぞれキーボーとオルガンで1曲ずつ参加。その他のキーボーはドラマーのショットンが担当。オープニング”Edge of Your Mind”のイントロが期待を煽るには十分のカッコよさ、メインリフも凝っており、さすがオープニング・チューン、気合が感じられる。リックの歌唱がまたワイルドでね、それはもう一瞬リックであることを忘れてしまうほど。聴き進んでいくと徐徐にクセが出てくるんだけど、加齢と喉の酷使により声質が変わったと見るのが妥当かも…と思いきや、3曲目には普通にあの声でした(笑)。意図してワイルドに歌ってたのね。4曲目”Headstream”はお得意のアコギ小曲で、安定の展開(フラメンコとか)にニヤけてしまう。そこから間髪入れずに5曲目”River Runs Deep”に繋がるあたりは最早TRIUMPH以外の何者でもない。ここをアルバムのハイライトとしても良さそうだ。通常盤だとオーラスに控えるのもインストながら、こちらはバンド編成。日本盤ではこの後にボートラ”Tomorrow’s Promise”が収録されていて、アコギがリードするバラードなんだけどね、優しさに満ち溢れたリックらしい佳曲なんですわ。



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