AFFINITY
AFFINITY(UK/英)
#1306 / AFFINITY / 1970
★★★★

印象的なジャケで有名な作品です。このジャケはキーフの代表作。そしてアルバムはバンドの唯一作なんだけども、女性シンガー、リンダ・ホイルの売り込み用のグループだったらしい。 だからバンドと言っても緊急招集された人たちだと思われます。予定通りアルバム発表後にグループは解散してホイルはソロ・アルバム(後日紹介します)をリリースします。声質はハスキー系で好きなタイプ。ヴィジュアルもいい。内容はフォーク、サイケロック、ジャズロック(ブラスアレンジはZEPのジョン・ポール・ジョーンズ)と雑多な印象なれど、これはつまりホイル嬢のポテンシャルを知らしめるのが目的なわけだからこれでいいのだ。個人的にはハードロック系がよく似合うって結論かな。この声質はパワフル路線こそふさわしいと思う。臨時のバンドゆえ大半がカバー曲で占められております。ボブ・ディラン(ジミヘンのカバー・ヴァージョンのカバー)とかアネット・ピーコックとかエヴァリー・ブラザースとか… 定番ですね。