狼たちの午後
狼たちの午後
#70 / Dog Day Afternoon / 1975 / US
監督:シドニー・ルメット 脚本:フランク・R・ピアソン(脚色賞) 撮影:ビクター・J・ケンパー 歌:エルトン・ジョン 出演:アル・パチーノ ジョン・カザール クリス・サランドン チャールズ・ダーニング ジェームズ・ブロデリック サリー・ボイヤーほか
実際にあった銀行強盗を社会派ルメットが映画化。原題は「盛夏の午後」。日本では「狼たちの午後」で認知されてるとは夢にも思っていないでしょうね。犯人の顔に似ているという理由でアル・パチーノがキャスティングされたんだとか。結果として「ゴッド・ファーザー」の三男と二男が共演となりました。さらに…ここでのパチーノの役名はソニー。ゴッドファーザーでパチーノは三男マイケル。次男がジョン・カザール。で、長男はジェームズ・カーンで役名がソニー。どうよ、この関連性?偶然だろうけどね、くだらない事に気付いてニヤニヤしております。そもそも悪人ではないし、銀行強盗に及んだ以外な理由、「アッティカ」の一言で群衆からヒーロー扱いされて困惑したり、人質と仲良くなってしまったりと単なる強盗映画ではありません。