灰とダイヤモンド
灰とダイヤモンド
#129 / Popiol i diament / 1958 / Poland
監督/脚本:アンジェイ・ワイダ 原作/脚本:イェジ・ジェイェフスキ 撮影:イエジー・ヴォイチック 音楽:フィリップ・ノヴァクほか 出演:ズビグニエフ・チブルスキー エヴァ・クジジェフスカほか
アンジェイ・ワイダ監督が90歳で亡くなりました。訃報を受けてウィキで調べてみたら…お父さんがカチンの森の犠牲者で2007年に「カティンの森」という作品を撮っていることを知りました。これは是非観たいね。で、ワイダ監督のイチオシといえばコレしかないでしょう。「世代」「地下水道」と併せて抵抗三部作と呼ばれているそうだ。あまり覚えておりませんが「地下水道」も観ました。しかしながら、あとは「大理石の男」くらいしか観た覚えがないかも。ゴールデンタイムのテレビ放映はほぼ無いと思うんだが、実はWOWOWとかでこまめに放送してるのかね。「灰とダイヤモンド」は子供の頃に観てもダメだよね。ストーリーはシンプルだけど色々勉強した後じゃないと楽しめない。映像も古いし。でも年輪を重ねるとね、当時のロケーションだけでも楽しめたりするのさ。邦画、アメリカ映画はもちろんのこと、イタリア映画も然り、フランス映画も然り。80年代の映画さえ古臭く感じてしまう昨今ですが、ここまで遡ると逆に新鮮かもしれないよ。とりあえず主人公のマチェクはいいよ。一見の価値あり。