得をしたのは誰?
得をしたのは誰?
「ボルト」と「サラダ」と「ミツキ」の三人で数学の問題に挑戦しました。その結果…
◆「ミツキ」は1分で正解。
◆「サラダ」は1時間粘ってなんとか正解。
◆「ボルト」は5秒であきらめました。
この時点で学力の高い順に並べると
「ミツキ」>「サラダ」>「ボルト」となりますが
この問題でいちばん得をしたのは「サラダ」です。
「ミツキ」はできる問題を確認しただけなので現状維持ですが「サラダ」はたくさん頭を使い、達成感も得ました。
これを何度か繰り返すうちにどうなるかはご想像どおりです。
「サラダ」は「ミツキ」に追いつき、追い越します。
「ミツキ」のように中途半端にできる子の成績が伸びにくいのは、難しい問題を避けて、できる問題だけ解いて満足しているからです。
一方「サラダ」は、今のところ学力は低いながらも、粘ることができる子なので間違いなく伸びます。
要するに…堪え性がないと学力は上がらないということです。
忘れるところでしたが「ボルト」は論外だということも一応付け加えておきます。