太陽がいっぱい
太陽がいっぱい
#74 / Plein Soleil / 1960 / France-Italy
監督/脚本:ルネ・クレマン 原作:パトリシア・ハイスミス 脚本:ポール・ジェゴフ 撮影:アンリ・ドカエ 音楽:ニーノ・ロータ 出演:アラン・ドロン マリー・ラフォレ モーリス・ロネほか
ヨーロッパサスペンス映画の傑作です。英語だと「Purple Noon」となってます。初めて見たのは小学生の頃。映画好きの父親と一緒になって見てたんだね。もちろん小学生だからわからないことも多く、上っ面を見ていただけ。その後中学時代にも見ただろうし、高校時代にも見たはず。名作ゆえ何度も何度も放映してたからね。回を重ねるごとに細かいところもわかるようになり、やっぱりいい映画だったんだと気付くわけさ。ドロンの美青年振りはもちろんマリー・ラフォレも美しい。目力女優ロミー・シュナイダーがカメオ出演。すべてを手に入れた青年は「太陽がいっぱいだ」と呟くのだが…。衝撃のエンディングに重なるニーノ・ロータによるテーマ曲。最高だな。ちなみに原作だと逃げ延びるらしいですが…