Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ジャックス

ジャックス(JPN)

#1504 / ジャックスの世界(Vacant World) / 1968

★★★

ジャックスの世界 (320x320)

グループサウンズに触発された前衛的フォークグループという感触か。ニューロックの草分けとしてフォークルやはっぴいえんどと並び称されるとか。ちなみに2ndではつのだひろが加わるものの間もなく解散。さすがに古すぎるから聴く機会はなかったよね。ギターを始めた頃に唄本の中で早川義夫の“サルビアの花”のコード譜を見た記憶はあるが、それがどんな歌か分かったのはCD時代になってから。後にURCのコンピを聴いて、いかに知らないかを知りました。とにかく世代じゃないわけ。ジャックスに関しても同様で、これまたCD時代のコンピにてやっと聴いたという始末。渋谷陽一監修のコンピでした。ちなみにそこに収録されていたのが“からっぽの世界”と“ラブ・ジェネレーション”だったわけで、アルバム中この2曲が突出しており、さすが渋谷といったところ。特に前者は、フルートをフィーチャーした第1期のクリムゾンテイストなプログレと言ってもいいくらいの佳作。ただアルバム全体としては…早川の歌唱に賛否が分かれるところだな。個人的には断じて「否」です(笑) 歌唱力の無い人が雰囲気だけで演じているパターン。フロントマンとしての役割は果たしてるが、プログレッシブな空気感がぶち壊しだ。そういえば、晩年になり早川は佐久間正英と合流するんだけれども、佐久間もいい具合に四人囃子をぶち壊しており、にこやかな顔をした破壊者コンビ誕生だった(笑) グループの肝は畑違いのドラマー木田高介だと思われます。角田の加入により管楽器に移行したのに解散とは。ラストステージが第1回中津川フォークジャンボリーってのも古い話ですな。



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